おいしい食卓の写真は、ながめているだけでほっこり幸せな気分に。すてきなカフェやレストランはもちろん、毎日のおうちごはんもおいしく写真におさめるコツを、人気インスタグラマー・ひとみさんに聞きました!

スマートフォンで料理をおいしく撮るためのちょっとしたコツ

料理撮影で失敗しないコツは、できる限りシンプルな構図や角度で撮影すること。初心者でも上手に撮れる方法を紹介します。

●初心者はまず真上から撮る

真上から
真上から
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「料理の真上から撮れば、気にすべき要素が少なくなりシンプルな構図に。お皿が増えても全体を伝えやすく、料理がおしゃれに見えやすいので、おすすめです」

斜め上から

斜め上から撮ると、写る範囲が広がって、料理の奥の様子などにも気をつかう必要が。難易度が上がります。

●写真の縦・横・スクエアはどう違うの?

このシーンを撮影

写真を撮るとき、縦にするか? 横にするか? スクエアにおさめるか? 構図に迷うことも多いですよね。「縦、横、スクエア」はどう使い分けたらいいのでしょうか。

上の写真のシーンをそれぞれの構図で撮影してみました。

・<縦の構図>は奥行きが出せる
<縦>奥行きが出せる

手前にメイン、奥にサブのものを配置するなどして、奥行きを出しやすいのが縦の構図。横に比べて、余計なものを入れずに撮れます。

・<横の構図>は全体を見せられる
<横>全体を奥行きが出せる見せられる

テーブル全体を見せたいときなど、広い範囲を撮りたいときにぴったり。複数のものを並べて見せたいときにも活躍します。

・<スクエアな構図>で1皿にフォーカスする
<スクエア>1皿にフォーカス

余計な要素が入りにくいので、正方形の中心に料理を写すだけで主題がはっきりし、構図が決まりやすいのがメリット。アップで撮りたいときにも向いています。

構図をちょっと変えるだけで、食卓の印象がこんなに変わります。“料理の写真を撮るときは、構図を意識すると思いどおりの仕上がりに”。頭の片隅にとどめておいてくださいね。