幸栄です。パン教室「toiro(トイロ)」を主宰しています。初めてパンを焼いたのは、長女の出産から1か月後のこと。あの日から試行錯誤を重ね、今は卵とバターを使わないパンのレシピをつくっています。パンを焼きながら、2人の娘の母としても、楽しみや大変さをたくさん感じる日々。毎日のなかで見つける、ささやかな幸せや楽しみをつづっていこうと思います。
あったかいものをいただいて、楽しく冬を乗りきりましょう!
寒い冬に冷たいアイスクリームを食べるのが大好きだった私。今ではとても考えられませんが、学生時代には、吹雪のなかで食べていたことも(笑)。
そんな私ですが、寒いのが苦手なので、去年から体の中から温めるよう心がけています。なかでも気に入っているのが、ストックしておけばすぐに楽しめる温かいドリンクや食べ物。おうちにストックがないと不安になるくらいリピート買いしているものを3つご紹介します。
●イトク食品の六漢ショウガ湯
こちらはよく行くお店、日本百貨店で見つけたもの。ショウガ、ナツメ、シナモン、天草、本葛、カリンと6つの和漢食材の入ったショウガ湯です。
私は少しお湯を少なめにして、濃いめでいただくことにしています。子供たちを学校へ送り出したあと、これをいただいてひと息つくのが日課です。
●韓国食材のお店でみつけたザクロ茶
先日、よもぎ蒸しに行ったときに出していただいた「五味子(ごみし)茶」。五味子は、甘酸っぱい味の赤い木の実。韓国では古くから漢方にも使われてきた食材なんだとか。
とってもおいしかったので、近くのお店で探したのですが、なかなか見つからず。代わりにザクロ茶を買って帰ったところ、こちらも甘酸っぱくて好みの味でした。
私は小さめのカップにお湯を入れて溶かしていただきますが、子どもたちは冷たいのがお気に入り。お風呂あがりに冷たいお水で溶いて、ぐびぐびと飲んでいます。ザクロは肌や髪の毛にもよいそう。おいしく飲み続けたいな。
●カルディで見つけたフォー
最後は、冬休みのお昼ご飯に大活躍してくれたフォー。袋の中には、乾燥したフォーが8つ。スープはついていないので、キューブ型のブイヨンを別途購入しました。子どもたちが食べるかどうかあやしかったけれど、スープも優しい味で、子どもたちも「おいしい」と好評!
つくり方は袋入りのラーメンと同じでとても簡単です。具材はゆでた鶏肉やレモンをのせて。パクチーをトッピングすれば、本場の味わいになります。苦手な方はネギ、もしくは水菜たっぷり入れてもよさそうです。
とても寒い日には、体の中からあたたまって元気に乗り越えましょうね!
【幸栄(ゆきえ)】
1979年広島県生まれ。「はな」と「ひな」2人の娘をもつ。モデルとして活躍したのち、長女の出産を機にパンづくりに出合う。ベッカライダブルハウスにて、製造補助をしながらパンについて学び、 2010年から卵とバターを使わないパン教室、
toiroを始める。 著書に『
「ちょっとのイースト」で作る ベーグルとピザの本 (生活シリーズ)』(主婦と生活社刊)、『
パウンド型で焼けるおいしい食パン』(家の光協会刊)、『
あかちゃん、こども、おとなのパン―はじめてのパンづくり』(アノニマスタジオ刊)などがある。