毎日使う浴室やキッチン。その分、油ハネやカビといったしつこい汚れも多くなります。
じつは身近なものを使って、そんな汚れが簡単に落ちるんだそう。DIYアドバイザーの嶋崎都志子さんに、タイルについたしつこい汚れを落とす方法を教えてもらいました。
タイルについたガンコな油汚れを落とすには?
●1:タイルに水をつける
すべての画像を見る(全7枚)水を含ませたスポンジで壁全体をこする。
「こうすることで、水が膜になり、溶けた汚れが目地に入り込んでシミになるのを防ぎます」
●2:洗剤をスポンジでのばす
油汚れ用のアルカリ性洗剤を汚れが気になる部分にスプレーし、洗剤がまんべんなく行き渡るよう台所用スポンジで広げる。
●3:ラップで湿布をする
ラップをかけて湿布する。
「洗剤が汚れに浸透するので、これだけで汚れ落ちが断然よくなります」
汚れがひどいときは、湿布時間を少し長めに。
●4:ドライヤーで温め、ぞうきんでふく
ラップの上からドライヤーで温風を当て、10分ほどおく。
「温めることで油汚れが溶け、浮き上がります」
湿布をはがし、濡れぞうきんでふき取る。
タイルにこびりついたカビを落とすには?
●1:水で汚れを落とし、漂白剤ペーストをつくる
水シャワーを当てて石けんやシャンプーの汚れを流しておく。酸素系漂白剤大さじ2、液体石けん(成分表示に純石けんと書かれたもの)大さじ1、水小さじ1を混ぜたペーストをつくる。
●2:漂白剤ペーストを塗り上からラップで湿布をする
1のペーストをカビが生えた目地部分に手で塗り込み(肌が弱い人はゴム手袋を)、上からラップで湿布をする。
30分ほどおいて湿布をはがし、水シャワーで流してぞうきんでからぶきする。
●こんなアイテムも!
しつこくて取れないカビの黒ずみには、補修ペンや補修パテを上から塗るのも手。手軽に目地を白く修繕できるうえに、はっ水剤配合のものを使えば、汚れをつきにくくする効果もあり。
※この特集で紹介している補修用品のなかには、建材や家具の素材によっては使用できないものが含まれている場合があります。取扱説明書や注意書きを事前に確認してください。