幸栄です。パン教室「toiro(トイロ)」を主宰しています。初めてパンを焼いたのは、長女の出産から1か月後のこと。あの日から試行錯誤を重ね、今は卵とバターを使わないパンのレシピをつくっています。パンを焼きながら、2人の娘の母としても、楽しみや大変さをたくさん感じる日々。毎日のなかで見つける、ささやかな幸せや楽しみをつづっていこうと思います。

<幸栄のゆらゆらと、つらつらと。日々のささやかな幸せをパンと一緒に。>
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クリスマス気分を楽しむわが家のちょっとしたしつらえをご紹介

お店にはたくさんのクリスマスグッズが並び、流れる曲もクリスマスソング。日が暮れて出かけることがほとんどないので、まだ見ることができていないのですが、あちこちでイルミネーションもきれいに輝いているのでしょうね。わが家ではクリスマスツリーのほかにも、ちょっとだけ玄関やお部屋をクリスマス色にして楽しんでいます。

●赤い実がかわいい「スワッグ」を玄関に!リースでマンネリ気味という人に

スワッグ

クリスマスリースはなんとなく気がひけたので、白樺に赤い実をあしらったスワッグを飾っています。少し赤い実が入るだけでぐっとクリスマスの雰囲気になりますよね。じつはこれ、11月のパン教室のときにテーブルに飾っていた物なのです。ちなみに、スワッグは飾るだけでなくテーブルにぽんと置いてもすてき。つるすもの、飾るものと決め込まず、色々な表情を味わいたいですね。

●いろいろな表情のグリーンを合わせれば、ツリーのようなテーブルフラワーに

テーブルフラワー

そしてこちらは、食卓に飾ってあるお花。よく行くお花屋さんにお任せして、長持ちする植物を中心に選んでもらいました。ドライでも楽しむことができるものを選んでくださったので、花ビンにさして、時間とともに少しずつ朽ちてゆく感じもまたすてきなのだろうなぁ、ととても楽しみです。

●サンタさん、子ども部屋はこちらです!手づくりのドアプレート

ドアプレート

娘たちの部屋のドアにはこんな飾りが。この前の日曜日、児童館でつくってきたサンタさんの顔とクリスマスツリー。本当はツリーの飾りなのですが、こうやったらかわいいんじゃないかな? と二女のひなが書いた、「こどもべあ」の黒板の下にひもでつるしてみたところ、大正解! ふたりともとても気に入ってくれたみたいです。ほかにも、木の器に赤い実をのせるだけ、食器棚にクリスマスらしいグリーンをぽんと置くだけなどでも、クリスマスの雰囲気を簡単に取り入れることができると思います。

お家にあるもの、身近なもので自分らしいアレンジを楽しんでみていはいかがでしょうか。

【幸栄(ゆきえ)】

1979年広島県生まれ。「はな」と「ひな」2人の娘をもつ。モデルとして活躍したのち、長女の出産を機にパンづくりに出合う。ベッカライダブルハウスにて、製造補助をしながらパンについて学び、2010年から卵とバターを使わないパン教室、

「toiro」

を始める。新著に

『日々たんたんとパン』

(光文社刊)のほか、『

「ちょっとのイースト」で作る ベーグルとピザの本 (生活シリーズ)

』(主婦と生活社刊)、『

パウンド型で焼けるおいしい食パン

』(家の光協会刊)、『

あかちゃん、こども、おとなのパン―はじめてのパンづくり

』(アノニマスタジオ刊)などがある。