クリスマスまであとわずか。部屋のしつらえもそれらしくすると、グッと気分が盛り上がりますね。もし「部屋の飾りつけに乗り遅れた! でも今さらお金を出して買うのも…」という人がいても、大丈夫。家にあるものや100円グッズで簡単にできるデコレーションがあるんです。
今回ご紹介するのは、画用紙でつくるバーンスター。バーンスターはもともとはブリキ板でつくられていた、アメリカの伝統的な星形の装飾品です。男前インテリアや西海岸風のインテリアの流行で、日本でも目にするようになりましたが、買うとなると高価。そこで、画用紙を使って手づくりしてみましょう。いろとりどりの星がクリスマス気分を盛り上げてくれますよ。
つくり方を教えてくれたのは、写真映えするインテリアのスタイリングに定評のある、フォトスタイリストの貝賀あゆみさんです。

アメリカ風インテリアに欠かせないバーンスターを、画用紙でつくろう!

画用紙でも、本物のブリキと同じように、立体的なフォルムをつくり出せます。「色選びでかわいらしくも、シックにも。サイズ違いで飾ると、動きが出ておしゃれですよ!」。

●画用紙のバーンスター

画用紙のバーンスター
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【材料(大・1辺6cm、小・1辺4cm・各1個分)】

好みの色画用紙(大・17×17cm、小・12×12cm) 1枚

【つくり方】

カッターで軽くなぞる

(1) 色画用紙に鉛筆で星形を描き、カッターで切り抜きます。

図面

(2) 折りやすくするため、切り取った星を表にして、各頂点から向かい合う角に定規を当て、カッターで軽くなぞります(図の色線部分)。裏まで切らないよう注意してください。

(3) カッターの跡に沿って、頂点から中心点(図の実線部分)は山折り、中心点から先(図の点線部分)は谷折りにして立体的にします。

(4) 両面テープ適量を切って丸めたものを5つつくり、各頂点の裏にはりつけ、壁に押しつけるようにとめて完成です。

折り方ひとつで、お店で買った商品みたいに、立体的な星に仕上がります。赤や緑のクリスマスカラーにするもよし、シルバーやモノトーンでシックにまとめるもよし。色選びにこだわられば、楽しみ方もさらに増えそうです。