かつては、家事も片づけもまったくできなかったという整理収納アドバイザーの三條凛花さん。今はその経験をふまえ、日々暮らしのプチストレスを見直すコツを発信しています。
三條さんが、自分を変えるきっかけとなったのは「夢を叶えるヒント」に気づいたこと。自身で確立した「理想の暮らしをしたい」という夢を叶えるまでの思考法と具体的なステップについて詳しく教えてもらいました。

夢は「小さな目標」の積み重ねでできている

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夢というのは漠然としたものです。だから「~したい」「~になりたい」とぼんやりしたイメージがあるだけでは叶いません。大切なのは自分の行動です。

まずポイントとなるのは、「夢は小さな目標の積み重ねでできている」ということ。家事がまったくできなかった頃の私は、漠然と「理想の暮らしをしたい」という夢をもっていました。

でもこれって、たとえば、「いつでも人を呼べるよう清潔に掃除が行き届いたリビング」「ほしいものがサッとすぐに手に取れるよう動線が考えられた収納」などのイメージに比べて、とても抽象的ですよね。

抽象的な夢を具体的な目標に落とし込んでいくことが、夢を現実にするポイントです。

目標をつくるために、自分にたりないものを知る

自分にたりないものを知る

夢を目標に落とし込んでいくためには、まず現状の問題点を知る必要があります。つまり、最終的なゴールである夢を叶えるために、今の自分や生活にたりていないものを知るということです。

たとえば「理想の暮らしをしたい」という夢。このときの私にたりなかったものが2つあります。

(1)「理想の暮らし」のイメージがじつはない
(2)そもそも部屋が散らかっていてそれどころではない

つまり、まだスタート地点にさえ立っていなかったのです。「理想の暮らし」を実現するために、まずはこの2つをクリアすることが必要でした。

問題点を解消することをゴールに設定し、目標を立てていく

問題点を解消することをゴールに設定

では「(1)理想の暮らしのイメージがじつはない」という問題点を例にとって、これを解消するために目標を立てていくプロセスをご紹介します。

ここでは、問題点の解消のために「イメージをはっきりともつこと」をゴールとして設定しました。

●ゴール/「理想の暮らし」をはっきりと思い描くこと

目標(1):雑誌を3冊買って「すてきだな」と思うシーンを切り抜く
目標(2):理想のインテリア画像を30枚集める
目標(3):梅仕事など、いつか挑戦したいことを30個リストアップする

これらの「小さな目標」をゴールに向かって積み重ね、それをひとつひとつ達成することで、自分のイメージや理想とするものがなにか明確に見えてきました。

なるべく数字を使ったり、期限を決めたりして、目標を具体的に書くのがポイントです。

小さな目標を考え、次のステップに進む

理想の暮らしのイメージが固まったら、導き出したイメージをもとに、次の目標を考えます。また、もうひとつのたりないものだった「部屋が散らかっている」についても小さな目標を考えていきます。

このように、最終的なゴールにたどりつくまでには、まず今の自分にたりないものを知り、それを解消するために必要な「小さな目標」を設定していく。大→中→小と掘り下げていくのが大切です。

夢が叶わないのは、具体的に「今すぐに取りかかれる行動」に落とし込んでいないから。逆に言うと、運や能力だけでしかかなわない夢をのぞけば、「小さな目標」を積み重ねることでなんでも達成できるのではないでしょうか。