これから年末にかけて、ハロウィーンやクリスマスなど、家族で楽しむイベントが目白押しです。パーティでは、みんなで一緒に盛り上がる遊びをしたいもの。でも定番のゲームには飽きたし、かといって新しいおもちゃを買うと高くつくし…という人におすすめなのが、DIYアドバイザーの嶋﨑都志子さんが提案する、手づくりドラム。
「みんなが集まる場では、子どもと一緒にドラムをつくって、パーティを盛り上げてみませんか?」。
楽器を手づくりするとは難しく感じてしまいますが、とても簡単にできるそう。詳しいつくり方を教えてもらいました。

いろんな箱でつくって、さまざまな音色を楽しんで

この手づくりドラム、土台となる容器の大きさや形によって、音色も変わります。いくつかつくって比べてみるのも楽しいかもしれません。

手作りドラム1
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●準備するもの

あき箱(フタのあるタイプ、角型)やプラスチック容器、コーティングされていない紙袋、両面テープ、タッカー(大きなホチキスのような形をしたもの。300円程度で、100円ショップでも購入できる)、霧吹き、割り箸、輪ゴム、マスキングテープ

●あき箱でつくる場合

(1)あき箱のフタをとります。紙袋を、あき箱の口よりひと回り大きくなるようにちぎり、霧吹きで湿らせておきます(濡らしすぎると破れてしまうので注意)。

タッカー

(2)ちぎった紙をあき箱の口に重ね、あき箱の一辺にタッカーで2~3か所留めたら、対面の辺も2~3か所留めます。
(3)破れない程度に紙を軽く引っ張りながらすべての辺を留め、じゃまな部分の紙をハサミで切ったら、もう一度霧吹きをしておきます。

●プラスチック容器でつくる場合

霧吹き

(1)プラスチック容器の口に沿って両面テープをはります。
(2)口よりひと回り大きい紙を用意して両面テープの剥離紙をはがしながらはっていきます。
(3)はりつけたあとに霧吹きで紙を濡らします。

完成

濡らしていた紙が乾くとピンと表面が張ります。カラーゴムやマスキングテープで飾りつけをしたらできあがり! 割り箸の先に輪ゴムを巻きつければ、即席ドラムスティックも完成です。輪ゴムの部分で、紙をたたきます。

幼児のお子さんが遊ぶときは、輪ゴムなど誤飲しないよう、保護者の方が注意してください。また、タッカーで留めている部分は直接手が触れないように、マスキングテープなどで保護しておくといいでしょう。

小さい子どもでも楽しく遊べる手づくりドラム、ぜひお試しを。