2014年に登場したファミリーマートの「FAMIMA CAFE’」のフラッペシリーズ。これまでに累計販売数が8000万食と大ヒットしています。今年の夏は、チョコレート(290円)、ブルーベリー(290円)、リッチマンゴー(330円)が数量限定で発売。そのおいしさを、年間300個以上のコンビニスイーツを食べつづけている、「コンビニブロガー」のはなさんがレポートします。

ファミリーマートの「FAMIMA CAFE‘」のフラッペシリーズ。
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数量限定でファミマから新発売された、フラッペの実力やいかに?

ファミリーマートのフラッペシリーズは、アイスコーヒーやアイスカフェラテを買うときと同様、店舗では冷凍ケースに陳列されています。レジで会計をすませると、お店の方がフタをあけてカップを渡してくれるので、レジや入口近くにあるカフェスタンドでフラッペ用のミルクを注いででき上がり、なはずなのですが…。つくる前に要注意が!

●ミルクを注ぐ前に氷をほぐす!

ミルクを注ぐ前に氷をほぐす!

「ミルクを注ぐ前にフラッペの容器をよくもんで氷をほぐします。注がれるミルク(よくよく見るとミルクとお湯が同時に出ているみたい)は熱いので、注ぎ終わった後にシャーベット状になるまで専用のストローでクルクルとかきまぜる仕様。ここまできてようやくフラッペのできあがりです。

文章で書くと長々に見えますが、実際はあっというまで簡単なのでご安心を。カップ側面にもつくり方の説明があるので、そちらも参考にしてください」。

●イチオシはリッチフラッペマンゴー

イチオシはリッチフラッペマンゴー

すべてのフラッペを試したはなさんが激オシするのは、ほかのフラッペよりほんの少しお高い(+40円)リッチフラッペマンゴー。

「これまでにもマンゴーフレーバーはありましたが、『リッチフラッペマンゴー』は厳選された4種類のマンゴーを使用。これまでの商品よりも果汁・果肉を2倍なんだとか。確かに“リッチ”のつかないブルーベリーのフラッペが果汁・果肉3%に対し、リッチマンゴーは果汁・果肉20%の記載。数値の上でも濃厚な味わいがなんです」。

もっと詳しい感想を!

「とにかく濃厚(笑)」

フラッペ用の太いストローで吸い上げる際、リッチマンゴーには、ちょっとつまって飲みにくいほどの果肉が入っています。

「マンゴーの芳醇な甘みをたっぷりと感じさせつつ、フローズンドリンクならではの清涼感があって、飲み口はすっきり。ブルーベリーやチョコレートのフラッペよりも少々お高いけれど、納得できる味わいですよ」。

●チョコ好きな人なら迷わずチョコレートフラッペを

「チョコ好きさんには、迷わずコレをすすめますね。なめらかな口あたりのフラッペの中に、チョコチップがふんだんにミックスされています。濃厚なチョコのコクとほろ苦いチョコチップが絶妙。さらにミルクが加わってマイルドな仕上がりです。フラッペならではのスッキリしたのど越しを楽しむためにも、氷が解ける前に一気に飲みほすのがポイント。ここで、豆知識!ミルクを注ぐ前に、容器はもみ込みすぎない方がおいしくなります!」。

●さわやかな風味を楽しむならブルーベリーフラッペ

「サッパリ感を味わいたいなら、こちらが正解!定番のブルーベリーヨーグルトがそのままフローズンドリンクになったような、さわやかフレーバーのフラッペです。ブルーベリーの果肉がゴロッと入っています。赤紫の色合いは見た目もキレイ。リッチマンゴーほどの濃密さはないものの、あっさりした味わいはまた違った魅力がありますよ」

おいしさのヒミツはあの「ガリガリ君」にあり!

じつはファミリーマートのフラッペは『ガリガリ君』でおなじみ、食品メーカーの赤城乳業が開発に携わっています。「『ガリガリ君』で培ったかき氷のノウハウを駆使して生まれたのがファミマのフラッペなのだそう。言われてから味わうと、特有のノド越しに『ガリガリ君』のシルエットがうっすら浮かんで来るような気が…」。

いかがでしたか?季節ごとに限定フレーバーが続々と発売されるフラッペですが、やっぱり食べるなら夏がおすすめ!ぜひチェックしてみてください

【はなさん(写真・文)】

岩手県在住。ブログ「

おやつは1日3個まで

」を更新中。ほぼ毎日コンビニに通い、大好きなコンビニスイーツやパンを中心に、毎週発売される新商品情報など発信