幸栄です。パン教室「toiro(トイロ)」を主宰しています。初めてパンを焼いたのは、長女の出産から1か月後のこと。あの日から試行錯誤を重ね、今は卵とバターを使わないパンのレシピをつくっています。パンを焼きながら、2人の娘の母としても、楽しみや大変さをたくさん感じる日々。毎日のなかで見つける、ささやかな幸せや楽しみをつづっていこうと思います。


<幸栄のゆらゆらと、つらつらと。日々のささやかな幸せをパンと一緒に。>
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 お友だちの家にお呼ばれしたり、親族や友人たちと集まったり、そんなときのちょっとした手土産にちょうどいい、お気に入りのクッキー缶を、2つご紹介しますね。

食べ終わったあとも取っておきたくなる、かわいい“缶”にも注目!

 私がつめ合わせのクッキー缶を選ぶときのポイントは、何種類のおいしいクッキーを楽しめるのかはもちろん、食べ終わっても取っておきたくなる、かわいい缶にもあります。今回は、そんな、あけても閉じてもワクワクするものを選んでみました。

●10種類の焼き菓子が入った、白×ピンクのクッキー缶

 まずは、代々木公園の路地にある、小さなお菓子のお店。「

アフターアワーズ

」の『クッキー缶』。

「アフターアワーズ」の『クッキー缶』。

 私の大好きなピンク色でデザインされた、“きゅん”とするかわいい缶を開けると…

10種類のおいしいクッキー
「かわいい」と「幸せ」がつまったクッキー

 レモンクッキー、ラズベリークッキー、チーズクッキーやフロランタンなど、10種類のおいしいクッキーが、きれいにつめられています。12cm四方、高さ4.5cmの小さな缶は、引き出しの中で小物入れにも使えそうですね。

 缶の中に同封された、ピンク色の四角いショップカードもかわいらしいです。きゅん。こちら、オンラインショップでも購入可能なようなので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

●フタに中身のご案内イラストが描かれた、9種類のクッキー缶

 そしてお次は「

アンリ・シャルパンティエ

」の『プティ・タ・プティ』を。アンリは、北海道から九州まで、そして空港にもショップがある、超有名洋菓子店。こちらのクッキー缶は、まっしろ??と思いきや、フタをよーく見てください。

「アンリ・シャルパンティエ」の『プティ・タ・プティ』

 こんな風に、どんなクッキーがどこに入っているかをイラストで教えてくれているのです。この発想はなかったなぁ、とても親切ですよね。フタをあけてみると…

 中の薄紙に、お菓子の名前が書いてあります。フレーズ、フロマージュ、プラリネ…16のマスの中に9種類の小さなクッキーたちが、これまたかわいく並んでいます。エッフェル塔の形をしたピックは、下の方のクッキーが取りづらいときに使ってください、とのこと。やはり、とても親切。

クッキーの並びや色合いのバランスもかわいい

 クッキーの並びや色合いのバランスもかわいいですよね。どれもとってもおいしくてぱくぱく。ひと口サイズだから…ついつい…止まらなくなってしまいます。こちらは、15.4cm四方、高さ4.6cm。マスも利用してボタンやビーズを入れてもいいかもしれませんね。

 クッキーを嫌う人はあまりいないと思いますし、こんな小さなサイズなら、ぱくっと手軽に食べられるのもいい。なんといっても少し日もちすることも、大事な魅力かなと思います。そして食べ終わったあとの缶も収納ケースとして使えますしね。

 きちんとおいしくて、うんとかわいい。食べたあとにもお楽しみがある、幸せいっぱいなクッキー缶。手土産はもちろん、お誕生日の贈り物にもおすすめですよ。

【幸栄(ゆきえ)】


1979年広島県生まれ。「はな」と「ひな」2人の娘をもつ。モデルとして活躍したのち、長女の出産を機にパンづくりに出合う。ベッカライダブルハウスにて、製造補助をしながらパンについて学び、 2010年から卵とバターを使わないパン教室、

toiro

を始める。 著書に『

「ちょっとのイースト」で作る ベーグルとピザの本 (生活シリーズ)

』(主婦と生活社刊)、『

パウンド型で焼けるおいしい食パン

』(家の光協会刊)、『

あかちゃん、こども、おとなのパン―はじめてのパンづくり

』(アノニマスタジオ刊)などがある。