待ちに待ったゴールデンウィーク。お出かけ先に、東京ディズニーランドを選ぶファミリーも多いはず。大型連休だけに大混雑は必至ですが、せっかく足を運ぶなら、失敗せずに思いきり楽しみたいですよね。
そのために必ず知っておきたい攻略ワザ4つを、東京ディズニーランド&シーのガイドマップを10年以上つくり続けているライター・木村朋子さんに教えてもらいました。
達人が教える!東京ディズニーランド&シー攻略法
(1)1枚目のファストパスは、必ずパーク開園直後に入手を
アトラクションへの優先入場整理券である「ファストパス」。じつは、短時間で連続発券はできず、1枚発券したら、一定時間(基本は2時間)が過ぎるか、ファストパスの指定された利用時間以降でなければ、次の発券はできません。
「ファストパスのチケットは、体験したいアトラクションのうち、混雑度が高いものから順にゲットしていくのが鉄則です。開園直後に午前中の早い時間帯のものを取れば、次の発券まで2時間待つことなく、1つ目のアトラクションの利用開始時間で発券できる可能性が高くなります。つまり、より早く2枚目のファストパスも取ることができます。東京ディズニーシーも同様です」(木村さん)
(2)目的によって、パレード鑑賞エリアを決める
昼&夜のパレードは、パークのハイライト。大人気なだけに、パレードが始まると、ルート沿いには人だかりができて、移動がスムーズにできなくなるほど。どこで鑑賞するかは、事前に決めておくのがポイントです。
「定番の鑑賞エリアは『プラザ』ですが、キャラクターの写真をたくさん撮りたいという人には、『プーさんのハニーハント』の裏手あたりのエリア『トゥーンタウン』前がおすすめです。ルートの反対側が建物と植込みなので、キャラクターがすべてこちら側を向いてくれるので、撮影し放題です。鑑賞後に速攻で帰宅したいなら、『パートナーズ像』前がいいでしょう。ワールドバザールにも近く、パレード後におみやげを買いたい人にもうってつけ。パレードとシンデレラ城が同時にフレームインするので、パレードの撮影場所としても悪くありません。落ち着いてパレードを見たいなら、『トゥモローランド・テラス』のテラス席もおすすめ。食事しながらゆったりと鑑賞できるので、ファミリーに人気です」
(3)時間の節約! 食事代わりになる、食べ歩きフードをチェックしておく
混雑時、レストランはどこも大行列。並んでいては次のアトラクションに間に合わない!というときに役に立つのが、食事の時間を短縮できる、食べ歩きフードです。
「『ミッキーのトレーラー』名物の『スプリングロール(エッグ&シュリンプ味、ピザ味)』は、細長いスティック状で食べやすい洋風の春巻き。アツアツの具が詰まっていて、軽食にぴったりです。甘いものがお好きなら、『キャプテンフックス・ギャレー』と『クレオズ』で販売している『ミッキーカステラケーキ(キャラメルクリーム味)』はいかがでしょう。ミッキーフェイスのカステラに、クリームがたっぷり入っていて、子どもも喜ぶのでは」
(4)「アトラクション交代利用システム」を活用する
ライド系のアトラクションでは、利用制限で小さな子どもが乗れないことも。そんなときは「アトラクション交代利用システム」が便利です。ママが子どもと待っている間、パパがアトラクションを楽しみ、続いてママも並び直すことなく、交代で楽しめるというもの。
「子どもだけをキャストに預けることはできず、待っている間も子どもに付き添う同伴者が必要なので注意してください。状況によって実施されないこともあるので、利用前にキャストに確認を」(木村さん)
ちょっとした攻略ワザを知っていることで、ぐっと楽しめるのが東京ディズニーランド。最高の思い出をつくるためにも、しっかり予習をしてから臨みたいですね。