こんにちは。若松美穂です。主婦業のかたわらエッセイストなどもやりつつ、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫を提案しています。テーブルまわりを中心に、生活のなかの小さな発見をつづっていけたらと思っています。
洗面台下の収納のスペースにありがちな上部のデッドスペース問題を解消
わが家の洗面所、築17年。広さもなく、着替える場所をキープするのが精いっぱい。洗剤類の収納場所は、洗面台の下の小さなスペースのみです。
洗剤類を増やさないことも工夫のひとつですが、少しでも多く、スッキリと収納できるよう、考えています。
たとえば、横長で高さのない市販の洗剤ケース。これを入れてしまうと場所をとるうえ、上部にかなりのデッドスペースが。ほかにもあれこれ収納したいとなると、上か下かに重ねる必要があって、取り出しにくい。
そこで、できるだけ高さのある、ボトルなど細長いものを収納ケース替わりにして詰め替え、使いやすくしています。
横長ケースだと、このスペースに2つしか入らないはずが…、
縦長ボトルに入れ替えると…
3つ入ります。
これは、柔軟剤と色柄物用の漂白剤。ずいぶん前に100円ショップで購入した、つくりおきしたお茶などドリンク用の容器に移し替えて使っています。こちらのいいところは
その1 中身が見えるところ
その2 一度に詰め替え2回分が入るところ。何度も詰め替える手間や、買い出しの回数が減って便利です。
IKEAで買ったスプレー。色柄物用の漂白剤が入っています。こちらは先ほどの、洗濯機に入れる際に使う漂白剤ではなく、衿や袖口などの汚れの強いところにシュシュッと吹きかけ、ブラッシングして汚れを落とすとき用のもの。よく見かけるスプレーよりもかなり細長く、縦に長いスプレー容器です。背の低い容器に比べ、取り出すときにそれほどかがまなくてすむのもいいところ。
収納スペース自体も、スッキリ見せる工夫を
排水溝掃除用の洗剤なども含め、洗剤類すべてを入れると、写真のように赤と青の水道管が丸見えになってしまいました。
なんとなーくごちゃついて見えるので、キッチンで使うオーブンシートをはりつけ、目隠しに。
小さな工夫を重ね、我が家の小さな洗面台下収納をスッキリ見せているのでした。
【若松美穂(わかまつみほ)】
1972年、宮城県生まれ。お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され、人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。気持ちによりそった提案が主婦の熱烈な支持を得ている。「ペンギンのお茶会」「心を癒す講座」は、全国各地で実施され、リピーターとなるファンもいるほど。著書に「カリスマ節約主婦・若松美穂の暮らし上手の小さなヒント」「私と家族のしあわせ時間」(ともに扶桑社刊)など。 夫と、大学生、高校生の娘、母親の5人家族。埼玉県在住。
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