暖かくなるとともに日が長くなり、街を歩いていると植物の緑が鮮やかに目に映る季節になりました。そんな春の色つやを、室内でも楽しんでみませんか? インテリアにグリーンを取り入れれば、お部屋はもっと心地よくなります。今回ESSEは、グリーンスタイリストのさとうゆみこさんの自宅を訪問。植物の飾り方や楽しみ方を教えていただきました。参考にしながら、センスアップのコツを学びましょう。
グリーンを取り入れたインテリアが大人気!センスアップのコツを紹介
すべての画像を見る(全4枚)天井からつるしたり、ガラスの器に入れたり、さまざまなアイデアで、自宅にグリーンを飾っているさとうさん。「グリーンは形も色も枝ぶりも、ひとつとして同じものはなく、表情もさまざま。だからひとつだけポンと置くより、いろんな種類を取り入れると楽しいですよ」
●ガラスの鉢に植物を入れてテラリウムのように演出
ガラスの器は、さまざまなグリーンをすてきに引き立たせる万能アイテム。深さのあるものに小さなバニラのポットをすっぽり入れると、しゃれたテラリウム風に。横から見ても、上からのぞいても楽しげです。「主張しすぎず、さわやかでこれからの季節向き。クリアなので、見え方を考えながら、いろいろと試してみて」
●エアプランツは2、3個を小皿にまとめて
土が不要のエアプランツは、自由な飾り方が楽しめるグリーン。手持ちの小皿にまとめれば、オブジェのようなアクセントが生まれます。「コロンと置くだけでいい雰囲気です」
●植物をお気に入りの本や文具と一緒に飾る
目線の高さにくる本棚の段には、おしゃれな本や雑誌と一緒にグリーンを飾って、お気に入りのコーナーをつくります。紙モノと一緒に飾る場合は、湿気の少ないサボテンなどの鉢を選ぶのがベター。「ほうろうカップなどを鉢代わりに、小ぶりなものを選ぶとバランスよくまとまります」
部屋をおしゃれにしてくれるだけでなく、育てる楽しみやうるおいを与えてくれる、グリーンのある暮らし。気候が暖かくなり植物を育てやすいこの時期に、あなたも始めてみては? まだまだある飾り方のアイデアや、お手入れの方法などを「
ESSE5月号」でも紹介しています。