「新生活が始まる前に、増え過ぎたわが家の持ちものをリセットしたい!」。そんな気持ちでいたものの、いまだにどこから手をつけていいのか分からない、という人もいるのではないでしょうか。そこで、「シンプルな暮らし方」を提案する本多メグさんに、悩まずにものを減らすコツを教えていただきました。
すべての画像を見る(全3枚)「家の中に2個以上あるものを減らす」という単純なルールを守る!
今や、家の中で探しものをするよりも100均ショップで新たに買ってしまう方が早く解決する、なんてことが起こり得るようになりました。安易にものを買う機会が増え、家の中はますますものが増えやすい環境に。
当然この反動で、ものを処分したい!と思っている方も多いと思います。そんな人に向けて、簡単にものを減らせる方法をご紹介しましょう
そのルールとは「家の中に2個以上あるものを減らす」。
そう、これだけです。
なぜこれで、悩まずに、簡単に片づけができるのか。それは、2個以上あるものは減らすという単純なルールだけで「いるorいらない」を決めるから。例外はなしです。例外をつくると、結果、考えたり、悩んだりして、複雑になります。
ちなみに、今回減らすのは、同じ空間の中に2つ以上あるものが対象。ゴミ箱やティッシュなど、部屋ごとにあった方が便利なものは該当しません。
とにかく、意識的に部屋を見渡すと、意外とダブっているものが多いことに気づかれると思います!
以下、実際の例で説明します。
・キッチン雑貨
よくありがちなのが、栓抜きやコルク抜きです。本来は、家庭に1つあれば十分なはず。お花見などの際に100均ショップで購入したり、いただいたりして、いつの間にかキッチンの引き出しの中に増殖していませんか?1つで2役こなす便利グッズもありますので、栓もコルクも両方開けられるアイテムがあれば、1個ですみますね。
また、キッチンバサミも同様。私の友人はなぜか4個も持っていました。
そのほかにも、フライ返しやしゃもじなども増えてしまいがち。引き出しの中で、使われていないものが眠っていないか、確認をしてみましょう。
・カサや靴ベラ、文房具など、玄関回りのもの
玄関回りで増えやすいものといえば、なんといってもカサ。突然の雨で購入した100円のビニール傘がたまっていませんか?
靴ベラなども、ひと家庭に1つあればことたります。宅配便の受け取りに印鑑やボールペンを置いておく人もいるでしょうが、それもいつの間にか増えていませんか?
・デスク回りの文房具
ホッチキスやのりなどの文房具も、机の中に増えてしまいがち。使う頻度が少ないものなら、思い切って捨てても困りません。
そのほかにも、複数になった定規やペンなども、処分の対象になりそうです。
いかがでしたか?家の中を見回してみて、もういらないと思うものを探してみましょう。見つかったらすぐに潔く処分を。家の収納スペースは限られているのですから。新生活が始まって気持ちがリフレッシュした今が、自分を変えるチャンスです。