おしゃれで居心地のよい家を目指してインテリアを凝っても、日用品が目立っていると一気に生活感が出てしまいます。機能性はもちろんデザイン性にも優れた日用品を、すてきな暮らしぶりが人気のエッセイスト石黒智子さんに、教えていただきました。
心地よく暮らす人が選ぶ、頼れる日用品5選
石黒さんは、ティッシュやバスタオルといった日用品は買う銘柄をひとつに決めています。メリットのひとつは、自分以外の家族も迷わず買い物できること。使い慣れているので、どの時点でストック補充が必要かも把握しやすいため、むやみに数が増えない利点も。
「機能やデザインだけでなく、洗いやすさなどメンテナンスの手間も考えます。そう考えると、長く愛用できるものはシンプルなものが多くなりますよね」
●バスタオルは無印良品
すべての画像を見る(全5枚)タオルは軽く乾きが早い「無印良品」のものを。70×140cmで215gの軽さもポイントです。もつのは家族3人分×2枚で、6枚のみ。
●トイレットペーパーはエリエール
トイレットペーパーはシングルが経済的、と石黒さん。在庫をもちすぎると空間をムダにしてしまうので、まとめて買い込みません。
●ペーパータオルはリードの業務用
なにかと消費の早いタオルペーパーは、容量の多い業務用を通販で購入しているそう。
●ティッシュペーパーはイトーヨーカドー
カラフルなことが多いティッシュですが、デザインがシンプルなプライベートブランド商品を使用しています。
●シャンプー&リンスは玉の肌。石けんは牛乳石鹸
シャンプーやリンスは人によって好みがあるものですが、家族全員が納得できるものにやっと出合えたのだそうです。
暮らしをしっかりと見つめた結果、本当に自分に合った日用品を見つけられたという石黒さん。なにかを探すときには、デパートを見る、スーパーも、ときには100円ショップにだって足を運びます。
「自分のなかにデータをためていくんです。データが増えるほど、『本当に求めているもの』が明確になる。あとは、とにかくなんでも見ておく。お店だけではなく、映画、雑誌、友達の家……たくさん、見る。人は、実際に見たものからしか、選び取ることはできないから。たくさんものを見たら見ただけ、あなたの欲しいものが現れたとき、ぱっと正確に、手に取れるようになるはずですよ」
※ここで紹介したアイテムは、仕入れの状況などによって同じ商品が店頭にない場合や、販売終了している場合もあるのでご了承ください