こんにちは。若松美穂です。主婦業のかたわらエッセイストなどもやりつつ、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫を提案しています。テーブルまわりを中心に、生活のなかの小さな発見をつづっていけたらと思っています。
お弁当のおかずを多めにつくってワンプレートに
元気の素である朝ご飯。気持ちだけは、きれいに並べ、おいしくゆっくり食べて欲しいと思っているのですが、現実は、とにかく余裕がない。そして、食べる方も同じく時間がない。
普段は、パンと飲み物だけだったり…。
お弁当のおかずをワンプレートにすることの多いわが家。
お弁当のおかずはつめやすいように小さくつくるので、多めにつくってちょこっとずつワンプレートに取り分けます。
この日の朝食は、北海道のロングソーセージ、ケチャップ・チーズ・いり卵をオンしたトースト、キーウィ、半分に切って皮をむいたミカン、リンゴとハムとクリームチーズのサラダ、です。この日はお弁当がホットドック用のパンでつくったサンドイッチだったので、ソーセージといり卵は、そこから取り分けました。
1人分のお弁当ってつくりにくいもの。朝食分まで多めにつくった方が、かえってつくりやすいのもこの取り分け方式のいいところです。
前日スープの残りをレンチンするだけ
取り分けといえば、前日の残り。家族が「明日は試合」「テスト」「お昼が遅くなりそう」「体調に気をつけたい」などという日は、前日の夜に具だくさんのスープをたっぷりつくり夕ご飯と朝食、両方に出すことで、時間を節約しています。
ある日は、鶏つくねと冷蔵庫の残り物でつくった白湯スープ
2種のボリューム満点ソーセージを入れたポトフ
ワンタンとエノキ、春菊、豆腐を入れた中華スープなどなど。
スープを夕飯に食べたら、残りすべてを耐熱のスープカップに入れて取り分けておきます。朝、食べる時間はみな異なるので、各自がチンするだけ。朝からヘルシー&おいしい&時短がかなうのです。
朝食って、おろそかにしがちですが、あえてその朝食に備えてお弁当や夕飯を多めにつくる…。若松流の取り分けテクです。
【若松美穂(わかまつみほ)】
1972年、宮城県生まれ。お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され、人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。気持ちによりそった提案が主婦の熱烈な支持を得ている。「ペンギンのお茶会」「心を癒す講座」は、全国各地で実施され、リピーターとなるファンもいるほど。著書に「カリスマ節約主婦・若松美穂の暮らし上手の小さなヒント」「私と家族のしあわせ時間」(ともに扶桑社刊)など。 夫と、大学生、高校生の娘、母親の5人家族。埼玉県在住。
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