処分してもすぐまた届くDMやハガキ、いつか使うかもと思ってつい残してしまうブランドの紙袋。「紙もの」はうっかりするとすぐ増えてしまうアイテムの筆頭です。でも「捨てどき」と「しまい方」を知れば大丈夫!紙ものが増えない「捨てどき」と、適正量のみ保管できる「しまい方」を、整理収納アドバイザーの中山真由美さんに教わりました。今日から実践すれば、すぐきれいが実現します!
すべての画像を見る(全3枚)増えがち「紙アイテム」の適正量を知って散らかり防止
●DM・請求書
捨てどき:すぐに開封し、不要なものはゴミ箱へ
しまい方:縦置き収納し、1週間に一度見直す
受け取ったらすぐに仕分けし、不要なDM類は即ゴミ箱へ。「ハサミやあて名隠しスタンプをひとまとめにしておくと便利。請求書類はラックに立て、見直しがしやすいよう、帰宅してバッグを置く場所などよく目につくところに一緒に置きます」。週に一度見直し、残すものはファイルなどで別に保管
●雑誌
捨てどき:読み返したい雑誌は1年間と決めて処分
しまい方:読み終えたら必要なページのみファイリング
見返したいページを切り取ってファイリングを基本に、毎号購入するお気に入りの雑誌は保存期間を決めます。「1年間がキリよくおすすめ。最新号から半年分はリビングに、それ以前の号はクローゼットに置き、1年たったら処分するとすっきり」
●名刺
捨てどき:3年間保存したら処分の対象に
しまい方:取説など関連書類に添付し、一括管理
家の設備や保険の担当者の名刺は、企業の人事異動のスパンを考え3年間は保管。「もらった日付を記入し、取説などの書類に添付。問い合わせするとき、あちこち探し回らずにすみます」。電器店でもらった名刺は、製品の保証期間がきれたら処分
●紙袋
捨てどき:ハイブランドのものは早めに売り、それ以外は必要枚数だけ残す
しまい方:A3サイズの袋に大中小各5枚ずつキープ
紙袋は、使い回し用に大中小各5枚だけを手元に残します。「A3サイズの袋や箱にまとめて、取り出しやすい場所でキープ。ハイブランドのものは買い取ってもらえるので別にし、きれいなうちにオークションやリサイクル店で換金しましょう」
●学校のプリント
捨てどき:1週間に一度見直し。手帳に記入し処分する
しまい方:コルクボードにはるか、専用ボックスでキープ
プリントは週に一度時間があるときにチェック。「提出物は手帳に記入し、終了した予定表は処分」。気をつけたいのは保管場所。「冷蔵庫にはると主婦にとって“風景”と化し、NG。見逃す可能性大なので、必ず専用のボードやボックスをつくって」
●ハガキ・手紙
捨てどき:1年間保管し、年に一度入れ替える
しまい方:使う頻度の低い場所に置き、1年ごとに見直し
「暑中見舞いなど季節のあいさつや、住所変更を知らせる手紙は1年~1年半、年賀状は2年間保管。内容を確認したら輪ゴムで束にまとめ、季節ものなどの収納場所へ」。年賀状の当選番号を確認するタイミングを目安に整理し、入れ替えます
●ポイントカード
捨てどき:3か月行っていないお店のものは不要
しまい方:買い物頻度で、財布とケースに分けて保管
3か月行っていないお店のものは、ポイントがたまる前に期限ぎれになってしまうので処分。「スーパーなど日常買い物をするお店のカードはお財布に。たまに行くお店のものはカードケースに入れて買い物バッグに。これでうっかり忘れなし!」