仲のいい友人同士でも、なに気なく発したたったひと言で心を傷つけられたり、ケンカになることはよくありますよね。それは夫婦や親子でも同じこと。

 悪気のないひと言でも、相手の気にしていることだったりすると、ときには修復不可能なほど、関係が悪化することも。編集部にも、トラブル悩む人々の声が多く届いています。
 今回は、義父母や実の親から言われた、衝撃の「心ないひと言」をご紹介します。

義父母や、実の母の心ないひと言がショックで忘れられない!

子どもがいない私たちに義父が「子どもがいなくてつまらない」と…

●Sさん(43歳)の告白

義父母や、実の母の心ないひと言がショックで忘れられない
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 私たち夫婦には子どもがいません。欲しくても授からず、さまざまな葛藤を乗り越えて今があります。

 それなのに、あるとき、夫の実家に集まっていたら、義父が「子どもがいないのはつまらない!」と…。それまでバレンタインデーや誕生日にはプレゼントを欠かさず、比較的いい関係を築いてきたと思っていました。それなのに、いちばん傷つくことを言われて、怒りと悲しみで心がぐしゃぐしゃに。深く考えたうえでの発言ではなかっただろうことが、余計につらかったです。

 今まで気を使っていたお祝いやプレゼントもその後はいっさい止めました。向こうにとってはなんの気ないひと言だったのでしょうが、どうしても割りきれませんでした。

高齢出産の私に実の母が「なんでそんな年を取ってから生んだの?」
●Hさん(46歳)の告白

 高齢出産だった私に、実家の母が言った言葉が今でも忘れられません。「その年で子どもを産んだら、将来『なんでそんな年取ってから僕を生んだんだよ』って子どもから憎まれ口をたたかれるよ」と…。

 ジョークのつもりだったのでしょう。でも、ひどいショックを受けました。思わず「親だからって、なんでも言っていいわけじゃないからね!」と言い返してしまいましたが、いまだに忘れられません。

高齢出産の私に実の母が「なんでそんな年を取ってから生んだの?」

義母との口論で言われた「子ども3人は1人余分」
●Aさん(45歳)の告白

 私たち家族の旅行に義父母も誘ったことをきっかけに、もめごとが起こり、義母と口論になりました。「そこまでおっしゃるなら、いらっしゃらなくて結構です」と言い返すと、腹を立てた義母が、旅行とは関係ないことまで、次から次へとぐちりはじめたのです。

 そして、とどめのひと言。「あんたのところは3人も子どもがおって、1人余分やで。金かかっとる」。

 夫のきょうだいにも子どもが2人おり、義母にしてみれば孫にかけるお金だって結構な額だと言いたかったのでしょうが、「1人余分」などと言われては、私も本気でキレてしまいました、そのあとはもう、売り言葉に買い言葉。激しい言い合いになってしまいました。

「結構です!それならもうなにもいただきません」
「だったら、いままで孫にかけてきた保険、解約するからね」
「どうぞ、ご自由に」

 …もう最悪です。あとで夫に報告したところ、うまく取りなしてくれたのですが、そのときは丸く収めた夫にも腹が立ったものです。

 今では「1人余分」と言われたことは、忘れて接するようにはしていますが…。

 みなさん、関係を断つことはなくても、言われた言葉はひっかかっているようです。これから先もずっとつき合いを続けなくてはいけない相手だけに、お互いいやな思いをしないためにも、つかず離れずの適切な距離が理想かもしれません。