こんにちは。若松美穂です。主婦業のかたわらエッセイストなどもやりつつ、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫を提案しています。テーブルまわりを中心に、生活のなかの小さな発見をつづっていけたらと思っています。
先日、余り布でくるくるっと包んでボタンとゴムで留めるだけの簡単カトラリーケースをつくりました。
家族にお弁当を持たせる際、箸とスプーン、さらにフォーク、などとカトラリーを複数持たせたいときがありますよね。専用の箸入れや小さな子ども用のスプーン&フォークセットはあっても、一緒に入れられて、大人が持って行けるケースって意外と売ってないもの。
布なら、入れるカトラリーの数やサイズを選ばず、使い勝手がいいかなと思って、余り布を使って手づくり。この布、じつは私が小さい頃着ていた浴衣なんです。懐かしい…。簡単にできますので、好みの布でつくってみてくださいね。
簡単カトラリーケースの材料とつくり方
【材料】
45×45㎝の布…1枚
ボタン…1個
丸ゴム…約20㎝
【つくり方】
(1) 布の四方の端を始末して、三角に折ります。
(2) よく入れるカトラリーより少し長めのサイズで、左右の両端から折りたたみます。
(3) 残りの角(かど)の外側にボタンをしっかりと縫い留めます。丸ゴムが輪になるように端同士を結び、ボタンの根元に結び目を隠すようにして縫いつけます。
(4) カトラリーを入れて、3をくるりと回し、ボタンに引っかければ、でき上がり。
ほどよく厚みのある布が向いているようです。使うたびに洗濯するので、丈夫でシワになりにくい浴衣布は、我ながらナイスチョイスでした。
【若松美穂(わかまつみほ)】
1972年、宮城県生まれ。お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され、人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。気持ちによりそった提案が主婦の熱烈な支持を得ている。「ペンギンのお茶会」「心を癒す講座」は、全国各地で実施され、リピーターとなるファンもいるほど。著書に「カリスマ節約主婦・若松美穂の暮らし上手の小さなヒント」「私と家族のしあわせ時間」(ともに扶桑社刊)など。 夫と、大学生、高校生の娘、母親の5人家族。埼玉県在住。
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