デザイン性も機能性もますます進化し続ける100均アイテム。おしゃれな収納&インテリアに使えるとすっかりおなじみの存在になりました。でも一方で、「まだまだ使い方がわからない」「スタイリッシュにアレンジしたい!」というお悩みの声も、編集部には届いています。
ESSEもなにかすてきなアイデアが知りたい!ということで、100均アイテム使いの達人、雑貨作家の峰川あゆみさんに話を伺ってみることに。最近なにかと話題になっている、「金属ものアイテム」の活用アイデアを披露していただきました。
なかでも今回注目するのは、金属製のアイアンフックとワイヤバスケット。プラスチックと異なり、金属アイテムは、素材感そのものを楽しめるのが特長。また、女性的になり過ぎたインテリアをほどよく引き締めるといった効果も。小ぶりのフックとワイヤバスケットなら、試してみるのも簡単ですね。
注目のアイアンフックを使って、おしゃれに見せながら収納する
●ドアにフックをかけて子どもの持ち物をスタンバイ
すべての画像を見る(全8枚)峰川さんが選んだのは、数字をモチーフにデザインされたフック。子どもの体操着などは巾着に入れ、目につく高さにキープすると忘れ物が少なくなるというメリットも。「フックを使いドア回りを定位置にすれば、出がけにさっと取り出せます。数字デザインはキャッチーで子どもにもわかりやすい!」
●フックを並べ、お気に入りのバッグを飾りながら収納
よく使う布バッグは、目につく壁際にかけて飾る収納に。「フックを複数使いして、デザインがかわいいバッグをリズムよく並べれば、インテリアのアクセントになります」
●アイアンのミニフックにアクセをかけて選びやすく
小物用のミニフックを身支度コーナーのアクセサリーかけに。「アイアン素材は、ナチュラルな手づくりアクセと好相性。キュートなリーフ模様つきのフックもあるので探してみて!」。出番が多いアクセサリーを選びやすく、見た目もよくかけています
流行のアンティーク風ワイヤバスケットを置くだけでおしゃれな収納グッズに
●ミニバスケット+ガラス器で青み野菜をおしゃれに保存
白くペイントされたミニバスケットを峰川さんはチョイス、中にガラス器を入れスプラウトの保存に活用しています。「ネギの根を入れ、水耕栽培してもいいですね。引っかける部分を持ち手にすれば、移動も簡単です」
●アイアンのバスケットでナチュラルなディスプレーに
アンティークな風合いが魅力のアイアンバスケットは、「収納だけに使うのはもったいない。フェイクの花&グリーンと英字新聞を組み合わせれば、ナチュラルインテリアに合うディスプレーになります」
●出してもしまってもOK。おしゃれで便利なスリッパ入れ
置き場所に悩む来客用スリッパをワイヤバスケットにイン。「手頃なサイズで、玄関に出しておいてもジャマになりません。バスケットごと収納スペースで保管もできます」。おしゃれに見えるので、おもてなし感も演出できます
リメイクテープにも注目
カットしてはるだけで、ものの表情が一新するということで、峰川さんが気になっているリメイクテープ。「好きな大きさに切れるので、生活感が気になる日用品をぐんとおしゃれにしてくれます」。こちらを使ったアイデアもご紹介。
●ウェットティッシュのボトルを木目調テープでカバー
テーブル回りに置きたいウェットティッシュですが、目に入ると味気ない…。「そこで、包装フィルムをはがし、木目調テープでカバー。こうすれば雰囲気を壊しません。おもてなしのときもさりげなく置けますね」
●スプレーボトルは小花柄で周囲になじませる
クローゼット回りでキープする消臭スプレーは、かわいい小花柄のリメイクテープでチェンジ。「見た目にも温かな雰囲気になります」。つかんだときに手になじみ、使い勝手もよくなります