アメリカ・シアトルに住んで十数年。子育てに奮闘するライターのNorikoさんに、現地で話題のフードやライフスタイルを紹介してもらいます。今回は、アメリカで知らない人はいない人気スイーツ、「スモア」についてレポート。バレンタイン時期の子どものお菓子としてもぴったり。簡単につくれる楽しいひと品です。
チョコレートを使う「スモア」は、もともとは定番アウトドア・スイーツ
ここシアトルは、クルマで20分もドライブすれば、広大な森や湖が臨め、公園として整備されているところもたくさん。夏はキャンプやバーベキューが楽しめます。そのたき火を活用して、締めにデザートをつくるのがお約束に。それが、今回紹介する「スモア」です。
その辺に落ちている枝を拾って洗い、マシュマロを突き刺してたき火で表面がキツネ色になるまであぶり、チョコレートとクラッカーでサンドしたものです。熱々の焼きマシュマロがとろっと口で溶けて、なんとも言えないおいしさなんです。
チョコレートを使った、食べるととっても温まる「スモア」は、バレンタインにもぴったり。つくり方はとても簡単、もちろん、家庭でもできます。
すべての画像を見る(全2枚)家庭でもオーブンやトースターを使えば簡単!
[材料](2人分)
・グラハムクラッカー 4枚
・板チョコレート 1/2枚
・マシュマロ 4個
[つくり方]
(1) オーブンは200℃に予熱し、クッキングシートを敷いた耐熱皿にグラハムクラッカー2枚を並べて、その上にチョコレート、さらにマシュマロをそれぞれ半分ずつのせる。
(2) オーブンに1を入れて5分、マシュマロの表面がキツネ色になったら取り出し、残りのグラハムクラッカーをそれぞれ上に重ねてサンドする。
オーブンでなく、トースターを使ってもOKです。溶けたチョコレートで手や口の周りをベタベタにしながら食べるのが「スモア」の醍醐味ですが、汚れるのを最小限に抑えたい場合、チョコレートはオーブンに入れず、あとのせしてください。
グラハムクラッカー(小麦粉に全粒粉を混ぜ合わせてつくったクラッカー)がお近くのお店で見つからなければ、ネットショップでも購入できます。また、ビスケットで代用してつくるのもあり。バレンタインのお楽しみに、試してみてはいかがでしょう。