どんな親にとっても、わが子はかわいいもの。素直で品行方正、勉強もスポーツもマジメに取り組んで…そう思いたい気持ちはわかるけど、現実はそううまくいきませんよね。むしろ、「うちの子どもがいちばん!」と思っているママに限って、大人のくせに、まわりにいろいろと迷惑をかけている可能性も。実際、そうした親の態度を不快に感じている人も少なくありません。本誌レポーターのみなさんからも、たくさんの投稿をいただきました。
すべての画像を見る(全3枚)傍若無人に遊びまわる子どもは親が面倒見てよ!
●Rさん(39歳)の告白
自分の子どもがなにをしているか、まったく見ていない母親に腹が立ちます!わが家の前は、近所の子どもの遊び場。たびたびサッカーボールが飛んできて、クルマにバンバン当たります。なのに、ひと言の謝罪もなく、ボールを拾いに車庫や庭に子どもたちがずかずか入ってきて…。親はといえば、家の中にいて、子どもがなにをしているかまったく気にかけていない様子。親の目の届かないところで、自分の子どもがどんな態度なのか、ご存じないのでしょうか?
親に言っても、「うちの子に限って」とかえって面倒なことになりそうなので泣き寝入り。子どもを叱っても仕方ないので、わが家では近所の子どもの振りを見て、「こういうときは、こんなことしちゃダメよ」と子どもに教えるようにしています。わが子の教育のためには、いいきっかけになってくれているのかな?と、無理やり納得するようにしてはいますが、正直ムカつく!
子どもの書道作品の選考基準にもかみつくママ
●Oさん(43歳)の告白
娘が書いた書道の作品が、学内で賞を獲って、市の作品展に出品されることに。ところが、その後のクラス懇談会でちょっとした騒動が起こりました。とあるお母さんが、「先生はなにを基準に選んだのですか?」と発言。娘の作品が選ばれ、わが子が選ばれなかったことがお気に召さないご様子なんです。そんなに自分の子どもの作品がよくできていると思っているの?うちの子の方がダメってこと?
うれしい気持ちに水を差されたようで、すっきりしない出来事でした。
わが子のミニバスケでまわりが見えなくなったママ友
●Tさん(40歳)の告白
息子が習っているミニバスケでのこと。ユニフォームの番号や、だれをキャプテンにするかなど、チーム内で決めることに、親がやたらと口を出すのが気になります。コーチが決めればいいのですが、まだまだ若い大学生のボランティア。口うるさい大人たちからの介入になかなか言い返せません。
それをいいことに、保護者が自分の子どものいいように話をもっていってしまいます。そのせいで、チームのママ友同士がギスギスした雰囲気に。子どもたちは意外と納得しているようなのですが、親のほうが熱くなってしまい、まわりが見えなくなっているみたい。
仲裁するのも面倒だし。頼むから、みんな“大人”になってくれ~!!
だれだって、わが子のことは信じたいし、がんばってほしいと思うもの。でも行き過ぎた放任主義や干渉のしすぎは周囲を巻き込んだトラブルの原因になることも。自分の子どものことこそ、一歩引いた冷静な立場で見れればいいですが、それがもっとも難しいことなのかもしれませんね。