家計管理が苦手だという、整えアドバイザー・阪口ゆうこさん。貯金ができるようになった理由は、ゆる~く続けられる家計簿のおかげだそう。コツコツ記入が苦手な人でも続けられるゆる家計簿のつけ方を教わりました!
どんぶり勘定卒業しましょか
すべての画像を見る(全3枚)あぁ!なんてこったい!今月も残高がこんなに少ない!! なんでだろう、なにに使ったんだろう…。
そんなことを毎月末言うてるのは、だれだ!?おぉ!去年の私か!!
貯金とダイエットと片づけは、やり方はさほど変わりません。なかでもダントツでダイエットが難しいよね!…という話題は、また今度。貯金もずぼらなりに工夫すればできるようになりますよ。貯金も片づけもダイエットの共通点は、初動が大切ということ。まずは現状を知ること。アクションを起こすのはその次です。なにがどれだけ入ってきて、なにがどれだけ出ていっているのか。
まずいちばんにすることは「見える化」。ずばり家計簿です!
家計簿をつけるのは週一回だけ
家計簿って、面倒くさいイメージがありますよね。毎日家計簿とにらめっこできる人って、めっちゃマメな人なんやないの?そう思っちゃいますよね。
私もそう思います。なので、私は毎日はつけません。正しくは、つけられません。チーン。
わが家は生活費の財布はひとつ。私も夫もおこづかい制です。私の収入は全部貯金に回し、夫の収入で家族4人が暮らしています。買い物は週一回。生活費用の財布を持って買い物に行き、暮らしに必要なものはできるだけ集中的に金曜日に買うことにしています。
それ以外に使ったお金のレシートを整理整頓するのも買い出しと同じ日。つまりは家計簿をつけるのは、基本的に買い出し日の週に1回のみです。光熱費、通信費、保険料、その他諸々はカードで支払いをまとめ、明細は逐一確認できるようにスマホで管理しています。ここでは「節約しなきゃ」と、細かく削らず、今のところ、毎週の食費や雑費で家計を調整しています。
予算はきっちり決めすぎないのがポイント
そして私の家計簿はとってもゆるゆる。毎週1回、生活費用の財布から出ていく金額をただ書くだけ、というゆる家計簿。1週間あたりに使うお金の上限は1万5000円!設定金額もゆるい!余ったら貯金に回しています!イエイ!
無理な節約のストレスもなく、だいたい毎週貯金できます。昔、ストイックに食費6000円、雑費2000円…などと設定していたときがありましたが、今はもう昔(遠い目)。節約は片づけと同じで、適性を越えると急にしんどくなります。
買い出しの日に、食費、雑費、医療費などスケジュール帳の支出があった日の欄に記入していき、買うものを考えて次週の支出の調整を試みます。
苦手な家計簿も、週に一度だから続けられます。そして目標達成できる、ゆるい金額設定だから続けられています。まずは続けるための「見える化」が重要ですよ!!
【阪口ゆうこさん】
整えアドバイザー。夫、小学生の長男、長女の4人暮らし。自宅セミナーで収納や時短家事など暮らしをスムーズに回す工夫をレクチャーする。「
HOME by REFRESHERS」著書『
家族がいちばん。だからきちんと選べる。きちんと使える。ゆるミニマルのススメ』(日本文芸社刊)が発売中