「お年玉付き年賀はがき」の当選番号も先日発表され、番号の突合せも終えた人は多いのではないでしょうか。じつはこのタイミング、年賀状の管理を改めて見直すのに、とても適しているのです。整えアドバイザー・阪口ゆうこさんに、毎年たまり続ける年賀状の管理方法について教わりました。
年賀状の管理に困っていませんか?
すべての画像を見る(全2枚)ドンドコドンドコたまっていくよ…。そう、年賀状はとどまることを知りません。管理できてなくて、翌年、制作するときにパニック!なんてことにならないためにもルールづくりが重要なんです。
そもそも年賀状ってなんぞや?って考えたことありますか?
年賀状とは新年の挨拶状。「今年もよろしくね!」や「昨年はお世話になりました!」などの、温かい気持ちを伝えるすてきな文化です。私は、もらうのもつくるのも大好き!相手の喜ぶ顔を思い浮かべながらひと言添えますし、日頃はなかなか会えない友人とも年賀状を通じてつながることができます。
「うわー!子どもがこんなに大きくなってる!」とか「結婚したんかい!」とか、ホットな最新のお知らせもあったりと、もれなくうれしいものです。しかし、そんな年賀状って、受け取ったときに大半の役目を終えてるのではないでしょうか。
置いておけるなら置いておきたい!この思いよ永遠に!その気持ちもわかりますが、毎年、「好き」という気持ちだけで置いておくと、さすがにスペース的にはキャパオーバーになりかねません。
期限を決めた「ゆる管理」がおすすめ
とはいえ、翌年の年賀状制作のためには受け取った年賀状は残しておいた方がいいもの。
受け取ってすぐに住所録管理できればいいですが、ずぼらな私は新年早々そんなスーパーマザー的なことはできません。チーン。年賀状は、1月中旬、「お年玉つき年賀はがき」のナンバーを確認したタイミングで整理するようにしています(2017年は1月15日が抽選日ですね)。
わが家では、保管期限を2年間と決め、いただいた年賀状を管理しています。2年という期限の理由は、喪中などで、相手から年賀状がない年のことを考えてのことです。コピー用紙で帯をつくり、宛名別に保管しています。私が毎年続けられるやり方はこんなレベル。
帯をつけた年賀状は、いただいたお手紙を管理する「お便りボックス」の中に。そして、年末に年賀状をつくる際、1年間のうちにいただいた手紙も整理整頓することにしています。
こうして、年末に手紙を読み返すことで、年賀状に書き添えるメッセージも変わってきますよ。
【阪口ゆうこさん】
整えアドバイザー。夫、小学生の長男、長女の4人暮らし。自宅セミナーで収納や時短家事など暮らしをスムーズに回す工夫をレクチャーする。「
HOME by REFRESHERS」著書『
家族がいちばん。だからきちんと選べる。きちんと使える。ゆるミニマルのススメ』(日本文芸社刊)が発売中