成人の日を過ぎ、お正月気分も終わる時期です。年末のうちに大掃除をした家庭は多いと思いますが、もし「じつは時間がなくてできなかった…」という人も、バスルームだけでも今から掃除してみては。体を清潔にする場所だけに、きれいにしておいて損はありません。
ここでは、効率的で、しかもリバウンドの起こりにくい、バスルームの掃除方法を紹介します。教えてくれたのは、これまで2000軒以上のお宅をきれいにしてきた幸せ住空間セラピストの古堅純子さんです。
汚れのひどい内部も、外せるものは外してしっかり洗う
排水口はもちろん、外せるものは外して内側からきれいにするのがポイントです。
1.キャッチャーなど外せるものは外して洗剤液を吹きかける
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排水口は、外せるものは外して内部まで掃除します。「外したキャッチャーは、洗剤液を吹きかけてからブラシで汚れを落とします」。洗剤液は市販の風呂用洗剤のほか、汚れの種類に応じて水で希釈して使える住居用洗剤などを使ってください。商品ラベルの注意事項をしっかり読んで使うこと。
2.排水口のパイプにたまった汚れを取り除く
排水口やパイプの中は、排水を流すたびに汚れが残り、ヌメリやこびりつきに。「そのままだとつまりの原因に。パイプ用洗剤を流し込んで、たまった汚れを取り除きましょう」。
●外せるタイプの浴槽ならエプロン部分まで掃除をする
浴槽の前面をおおっている部分がエプロン。エプロンの内側には水や汚れが入り込み、カビや雑菌のすみかになっています。「ユニットタイプの浴槽ならたいていエプロンを外すことができるので、取り外してたまった汚れを落としましょう」。
(1)エプロンと床を接続している部品を外し、エプロンを持ち上げて外します。
(2)まずは洗剤液を吹きかけます。
そして、広い面はスポンジで、溝部分はブラシでこすります。
(3)エプロンの裏側は、シャワーで汚れを流しながらブラシでこすります。
習慣化してリバウンドなし!の掃除テク
せっかくきれいにしたあとは、リバウンドしたくないもの。そこで今年は、毎日の掃除を習慣化してしまいましょう。簡単な作業を毎日することで、未来の手間がぐっとラクに!
入浴の最後に、排水口についた髪の毛を取り除きます。「ハンディーブラシを浴室に常備し、汚れを見つけたらこすり落として。ヌメリやにおいを予防できますよ」。