赤ちゃんや幼児を連れての初めて里帰り。帰省先へと向かう車や新幹線の中、実家での過ごし方、また必要な持ち物などのことで、お悩みは尽きないことでしょう。子育てアドバイザーのmicaさんにアドバイスをいただきました。
すべての画像を見る(全4枚)赤ちゃんを連れての帰省で、持っていくべき8つのアイテムとは?
そもそも、消耗品であるオムツやミルク、哺乳ビン、かさばる着替え、道中に不必要なものなどは、基本的に帰省先でそろえてもらうか、買ってあらかじめ先方へ送るなどして、準備しておきましょう。とくに公共交通機関で移動する場合は、荷物は極力少なくしたほうが疲れも軽減できます。
では、家から持っていくべきものはなんでしょうか?次の8つのアイテムが、とくに重要なものと考えられます。
1.母子手帳、保険証
万が一のために、いつも携帯しておきましょう
2.おやつ・飲み物
おやつは子どもが手づかみできて汚れない、ドライフルーツや煮干しが重宝します。長い時間をかけて食べてくれます
3.赤ちゃん用爪きり(ハサミのタイプ)
爪は意外とすぐ伸びるもの。また、普通のハサミ代わりとしても使えます。余談ですが、小さな子どもの前髪程度ならカットもできますよ
4.子どものお気に入りのオモチャ&本
小さな子は環境の変化に敏感なので、いつもと同じものがあると安心します。荷物になるので最小限に
5.新しいオモチャ&本
とくに道中、子どもが飽きはじめたら見せてあげましょう。しばらく夢中になってくれて助かります
6.ヌードルカッター
子どもが食べやすい大きさに麺類をカットできます。外食時に便利ですよ
7.大判のタオル
寒い外ではおくるみとして、旅行先ではバスタオルとして使える万能アイテム
8.消臭ビニール
においの出るゴミが出たとき、車や電車内ですぐに捨てられないときに便利。周りにも迷惑をかけません
シーン別!移動中や訪問先で赤ちゃんとどう時間を過ごす?
次に、赤ちゃんや幼児などを連れて帰省する際の上手な過ごし方を、シーン別にmicaさんにアドバイスしてもらいました。
●車・新幹線内での過ごし方
ドライブ中は子ども用の音楽をあらかじめ用意しておき、車の中で流せば、親子で歌うなどして楽しい時間を過ごせます。
新幹線の中では、抱っこひものみで大丈夫でしょう。ベビーカーは邪魔になりますし、たたむ手間も大変です。新しいオモチャや本、おやつを活用しましょう。
●帰省先での過ごし方
スケジュールをみっちり組み込まず、ゆったりした予定を組むのがおすすめ。帰省先にもそれとなくスケジュールを伝えておくといいかもしれません。祖父母世代は、赤ちゃんが快適に過ごせるような雰囲気づくりとはしばらく無縁の生活を続けています。帰省する方としては赤ちゃんのことをいちばんに考えて、逐一こちらの希望を伝えるといいですね。
●初詣に選ぶ神社についての注意点
恵方の神社や、大きな神社など、行きたい神社もあるでしょう。でもどもが小さいころは、人ごみや移動時間、オムツ替え場所などの心配ごとのない、近所の氏神様へお参りに行くのがいいと思います。
氏神様とは地域を守ってくれる神様のこと。大きな神社よりは、込み具合も比較的緩いですし、家から近いのなら、短い時間ですませることができます。
年末年始は、ぜひこれらのことを頭に入れて、安全に楽しく赤ちゃんを連れて帰省をしたいものですね。