この冬のベースメイクのキーワードは、春夏から引き続き「ツヤ感」。素肌っぽさにみずみずしさをプラスした究極のヌーディッシュな肌。そこに、マットなアイシャドウやリップで立体感を出すことで、シックな雰囲気漂う旬の“顔”が完成します。
ツヤ感メイクのなかでも重要なのは、土台になる肌。乾燥しがちな肌でもツヤ感のある肌にみせるファンデーションの塗り方を、カネボウ化粧品『CHICCA(キッカ)』PR担当の中居さんに伺いました。
乾燥シーズンにぴったり!ファンデーションの「スタンプ塗り」でツヤ肌に
すべての画像を見る(全7枚)「ファンデーションをきれいにのばすことは、プロでも難しいと言われています。指で塗ると肌への圧力にばらつきがあって、ムラになりがちです。また、スポンジでこするようにつけると筋状についてしまい、それをカバーするため必要以上に塗ることになり、肌の質感はもったりとした印象になってしまうのです」(中居さん)
そこで、おすすめなのが「スタンプ塗り」!
●スタンプ塗りってなに?
「スタンプ塗り」とは、プロのメイクアップアーティストの間ではよく使われるテクニックで、ファンデーションをつけたスポンジをポンポンと肌にスタンプを押すように塗る方法のこと。一般的な肌に滑らせて塗る方法よりも、少しずつまんべんなく塗れるので塗りすぎを防ぎ、ムラになりにくく、素肌を生かしてうるおい感を残したまま、自然にカバーできるのだそう。
●ファンデーションとスポンジはなにを使えばいいの?
ファンデーションは、練りコンシーラーのようなソリッドファンデーションやリキッドファンデーションなどクリーム系、液体タイプのものがベスト。パウダーファンデーションは、一度に広範囲を塗りきれないのでスタンプ塗りには不向きなんだとか。
スポンジは、というと…「三角形でできるだけやわらかいものがおすすめです。スポンジがやわらかいとスタンプをするときに手の力が少し強くなっても、圧が逃げてくれます。逆にかためだとスポンジの形や線が浮き出てきやすくなります。さらに握ったときの力が均一に伝わりやすい三角形のスポンジなら、簡単にスタンプ塗りができますよ」(中居さん)
ナチュラルでうるおいのあるツヤ肌がつくれる「スタンプ塗り」の方法
(1)スポンジの面、全体にファンデーションを塗る。
(2)お豆腐を持つような感覚で、やさしいタッチでリズミカルに肌に押し込む。
(3)ポンポンとスタンプを押すようにつけ、顔全体に塗り広げていく。
(4)小鼻など塗りにくい部分はスポンジの先や角を使って塗り、しっかりカバーする。
●冬の乾燥肌にも、スタンプ塗りがベスト!
ポンポンと軽く押し込むだけの塗り方は、肌に刺激を与えにくいというメリットもあるのだそう。「秋冬の乾燥した肌の表面はザラつきがあり、スポンジを滑らせてもきれいに塗れません。「スタンプ塗り」でやさしくファンデーションを重ねることで、うるおい感のあるツヤ肌が完成します。シミや色むらなど気になる部分にスタンプを重ねれば、コンシーラーのようにカバーできますよ」(中居さん)
明日のうるおいツヤ肌は、ファンデーションの塗り方次第。ぜひ一度お試しを。