春の兆しを感じるようになると、「そろそろうちの子どもにも個室を」と考えるご家庭もあるのではないでしょうか。家具やファブリックをそろえて、子どもに使いやすく、飽きのこない部屋に仕立てたいものです。今回は、片づけ・収納・インテリアのコーディネートの専門家である森下純子さんに、IKEAを例に、家具やファブリックの選び方を教えていただきました。
すべての画像を見る(全4枚)IKEAの子ども部屋家具がオンラインで購入可能に!
個室を欲しがる年頃になると、子どもにも好みが出てくるものです。それだけに、家具選びには妥協したくないですよね。子ども部屋の備品を購入する際に、ぜひ見ておきたいのがIKEAです。リーズナブルでおしゃれなアイテムがそろっています。
2017年10月からは、オンラインストアで買い物ができるようになり、日本全国に配送可能となって利用しやすくなりました。地域により配送料は異なりますが、店舗に行かずに商品が購入できるのはとても便利。小物配送は990円~、家具配送は3990円~となっています。
また、オンラインで商品を選び、店頭で受け取れるサービス(手数料990円)もありますので、短時間で買い物を済ませたい人や、余計なものを衝動買いしたくない人、時間のない人にはいいシステムです。
●大きくなっても使えるものを選ぶ
学習机を購入するときには、子ども用の机を購入するのでなく、「大人になってからも使えるものを」と意識すると長く使えます。
写真は「ARKELSTORP」。幅1m40cm x奥行き70cmあるので、勉強道具を広げても余裕の広さです。今はやりのヴィンテージスタイルの子ども部屋にぴったり。
回転式チェアの「FEODOR」は、子どもの成長に合わせて高さを調整することができます。机やカーテンと合わせてコーディネートしてみてください。ちなみに写真の例では、椅子の色と合わせて木製ブラインドも白と黒を選んでいます。
●ファブリックで部屋の雰囲気を元気に
IKEAではベッドカバーもお手頃価格でそろっています。「TUVBRACKA」のストライプ柄は、黒と白のコントラストでカッコいい雰囲気に。ほかにもたくさんあるのでホームページをチェックしてみましょう。お値段が安いので、洗い替えに2種類そろえてもいいですね。
また、IKEAベッドのシングルサイズは幅90cm×長さ2mと、一般サイズより幅が小さいのが特徴ですので、狭いお部屋にはおすすめです。ほかでは対応サイズがないので、ボックスシーツも合わせて購入しておくのがポイントです。
●特別なデザインに出合うのも楽しい
IKEAの商品はデザインが変わることも多いのですが、その時期にしか買えないかわいいデザインもあるので、近所ならば定期的にのぞいてみると、いいものに出合えるかもしれません。よくおもちゃ箱として利用されることも多い、人気の「TROFAST」。
以前はパイン材しかなかったのですが、最近は黒と白のフレーム枠のデザインが加わりました。引き出しとなる収納ボックスも、写真のような黄緑のほか、落ち着いた色のブラックとホワイトもそろっています。
オモチャだけでなく、Tシャツやハンカチなど、学校道具も入れられる便利なTROFAST。写真では、子どもが管理するため、なにが入っているのかわかるようにラベルをつけています。
子ども部屋を与えるときには、子どもと一緒に家具選びをすると愛着もわき、大切に使う意識も働くものです。また、ベッドカバー、カーテンも一気に変えると、子ども部屋の雰囲気が変わりおしゃれになります。ぜひこの春、子ども部屋の家具を子どもと一緒にそろえてみませんか?