アメリカ・シアトルに住んで十数年。子育てに奮闘するライターのNorikoさんに、現地で話題のフードやライフスタイルを紹介してもらいます。今回は、アメリカのクリスマスに欠かせないリースについてです。

リースなら手軽にナチュラル感を家に取り込める!

リースなら手軽にナチュラル感を家に取り込める!
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 アメリカで玄関先や部屋の壁にリースを飾るのはかなり一般的。オススメしたいのが、近所で手に入る葉や実など生の植物を使って手づくりするリースです。正月飾りのクリスマス版のようなもので、伝統的に常緑樹やヒイラギの小枝、松ぼっくり、リボン、ベルなどが使われ、それぞれキリスト教に由来する意味も込められています。リース土台は100円ショップで購入できますし、針金ハンガーを変形させて代用してもOKです。

[材料]

・リース土台
・葉や実のついた小枝(長さ約15~20cmにそろえる)、松ぼっくりなど植物
・リボンなど好みの飾り(なくても可)
・針金

[つくり方]

(1)葉や実のついた小枝2~4本をまとめ、端をそろえたうえでリース土台に差し込んだり、針金で巻きつけたりして固定させる。

(2)5~10cmずつずらしながら1を繰り返し、リース土台が見えなくなるように、ふっくら円形に整える。
※植物の向きを一方向にそろえると、仕上がりがきれい。

(3)アクセントに松ぼっくりや好みの飾りをリース土台に差し込んだり、針金で巻きつけたり、結んだりして固定させれば完成!

 2016年はナチュラル志向を反映してか、飾りはあえて少なめ、シンプルに。白や銀など目立ちすぎないカラーが今年っぽく、オシャレな感じが出ます。円形にこだわらず、四角い形やハートの形にするなど、遊んでみてもOK。

白や銀など目立ちすぎないカラーが今年っぽい

 自然派リースはクリスマスに限らず、季節ごとの植物をアレンジして楽しめます。春、夏は使える花もよりどりみどり!皆さんもぜひ、手づくりリースにチャレンジしてみてくださいね。

【Noriko】

 アメリカ・シアトル在住。現地の日系タウン誌編集長職を経てフリーランス・エディター/ライターとなり、日米のメディアに旅行情報からライフスタイル、子育て事情まで多数の記事を寄稿する。著書に

『アメリカ西海岸ママ~日本とは少し違うかもしれない、はじめての妊娠&出産~』

(海外書き人クラブ刊)