クリスマスが終わったら、いよいよ大掃除の時期に。キッチンでは、シンク回りやガス台などはもちろんのこと、見逃しがちな家電のお手入れもしっかり行いたいもの。
毎日使い、汚れがちな炊飯器の掃除方法を、日本ハウスクリーニング協会理事の高橋敬子さんに教わりました。特製の「スポンジ棒」に注目!
じつは汚れている炊飯器。特製のスポンジ棒で大掃除を!
●スポンジ+割り箸で!狭い場所の汚れに有効なスポンジ棒のつくり方
すべての画像を見る(全5枚)炊飯器のお手入れの前にぜひ用意したいのが、スポンジと割り箸でつくる「スポンジ棒」。
カッターなどでスポンジの厚さを2cmぐらいにし、割り箸に巻きつけて輪ゴムで2か所ぐらいしっかり固定。
「狭い隙間に入り込むので、家電などの掃除がしやすいですよ」
●炊飯器は、蒸気口の汚れ落としがポイント!
1.全体の汚れや水気をスポンジ棒でふく
かたく絞ったマイクロファイバークロスか、スポンジ棒で全体の汚れや水分をふき取ります。
「外せるところは外し、くぼんだ部分なども逃さずきれいにしましょう」
2.プラスチックカードにクロスを巻き、隙間を掃除
届きにくい隙間の汚れは、使わないプラスチックカードにマイクロファイバークロスを巻いたものを差し込み、かき出すようにして落とします。
3.蒸気口の汚れをスポンジ棒でふく
汚れやすい蒸気口も忘れずに掃除。
「ねばつき汚れがひどいときは、スポンジ棒に重曹水を含ませてふくとよく落ちますよ」
重曹水は、水1カップに重曹小さじ2を溶かしてつくります。ねばついた油汚れを落としやすくする効果がありますよ。