大掃除はおすみですか?年末年始は知人や親せきを招く機会が増えるもの。ひととおりきれいにしたからといって、油断は大敵ですよ!迎い入れる側と、お客の視点は意外と異なるもの。住んでいる人には気にならなくても、お客様には不快に思われることって結構あるんです。
そんな見逃しがちなNGポイントを、掃除のプロの高橋敬子さんに教えていただきました。汚れをきれいに落とすテクニックも教えてくれたので、ぜひ参考に!
ここも見られてます!お客さま目線で最終仕上げのお掃除を
●見逃しがちなポイント1.テレビ
表面、裏面のホコリをハンディーモップで払う
すべての画像を見る(全6枚)「テレビの周囲には、静電気でホコリが集まりがちで、お客さまの目につきます」。そもそもテレビは、自然と視線が向かってしまう家電。ましてや最近のテレビは大型化が進み、リビングでも目立つ存在です。表面や裏面、配線の周りなどにハンディーモップをかけ、ホコリを取り除いておきましょう
リモコンは綿棒を使って汚れを取る
テーブルなどに置いてあるテレビのリモコンも落とし穴!お客様は、しかっかりと見ていますよ!リモコンは、乾いたマイクロファイバークロスでふいて全体のホコリを落とします。「細かい部分の汚れは消毒用エタノールを含ませた綿棒でこすればきれいに」。もちろん、エアコンなどのリモコンにもご注意を!
●見逃しがちなポイント2.ドアノブ
全体はクロスで磨き、落ちない汚れはメラミンスポンジで
家族の手あかがたまりがちなドアノブ。光るべき金属部分が曇っていると、印象は最悪に!手に触れるのもイヤ、と思われてしまいます。逆に言い換えると「ドアノブが輝いていれば、部屋の掃除が行き届いて見えますよ」。マイクロファイバークロスで磨き、落ちない汚れは、メラミンスポンジでこすり落としてしまいましょう
●見逃しがちなポイント3.グリーン
ハンディーモップで葉のホコリを払う
部屋をさわやかに演出してくれるはずのグリーンにホコリがついていては、なんともずぼらな印象に!いくらほかがきれいであったとしても、こまやかな心づかいができていないと思われてしまいます。グリーンについたホコリは、ハンディーモップで確実に払いましょう。「さらに、マイクロファイバークロスで水ぶきすると緑が際立ち、部屋全体が生き生きした印象になりますよ」
見逃しがちなポイント4.額縁
ハンディーモップでホコリを払い、ガラス面をクロスで磨く
まずはハンディーモップで、枠の周囲のホコリを落とします。「ガラスやアクリル面はマイクロファイバークロスで、傷をつけないよう丁寧にからぶきを」。インテリアとして飾っているのですから、額縁は当然視線を集めてしまいます。それが汚れていては、センスがない人と思われることにも。ご注意を!
見逃しがちなポイント5.ソファ
座面全体にゆっくり掃除機をかける
お客様が座る場所なだけに、ここは最優先にきれいにしておきたいところ。お菓子の食べこぼしなどは、徹底的に取り除いておきましょう。また、ダニ対策のためも座面全体にゆっくり掃除機をかけて。次に、ソファーの外せるパーツは外し、掃除機のノズルを隙間用にし、隙間にたまったゴミなどを吸い取ります