気候のいい秋は、収納を見直すのに最適なシーズンです。衣替えのついでに、今年はキッチンなど家じゅうの収納も見直して気分をすっきりさせましょう!

整理収納アドバイザーとして活躍し、片づけに関する書籍も人気の小西紗代さんによると、万能な収納アイテムは「ファイルボックス」なのだそう。使い方を詳しく教えてもらいました。

バラバラなアイテムをカテゴリーごとに整理
白のファイルボックスは並べると統一感があってきれい!
すべての画像を見る(全5枚)

家じゅうで使えるファイルボックス活用術

小西さんが自宅で多用しているのは、真っ白のファイルボックス。書類を整理するものと思いがちですが、じつはさまざまな用途に活用できて、まさに収納のかゆいところに手が届く優れもの。
「シンプルで丈夫、中身を見せずにすっきり立てて収納できるので、あらゆる場所で活躍中です」

●キッチンアイテムをカテゴリーごとに整理

バラバラなアイテムをカテゴリーごとに整理

クッキーやマフィンの型、立たないワッフルメーカーなど、形や大きさがバラバラなキッチンアイテムをカテゴリーごとに整理しています。

探しやすくなったうえに、冒頭の写真のように、棚に並べるととすっきり! サイズと色を統一するのがおすすめです。白だと清潔感が際立ちます。

●洗面所の引き出しの仕切りにぴったり!

引き出しの中の仕切りにぴったり!

洗面台の下の引き出しは、広くて中のものが倒れやすいのが気になっていました。ファイルボックスを入れたことで上からざっと見渡せるようになり、掃除もラクに。

「ファイルボックスがぴったり収まり、仕切りとして使えました。体重計も収まります」

●倒れやすい掃除道具をイン

倒れやすい掃除道具をIN

コードレス掃除機やフロアモップは、すみに立てかけると倒れやすいもの。

「ファイルボックスに入れれば、倒れることなく自立するので、イライラがなくなりました」

●客用スリッパを立ててゲタ箱の片すみに

「スリッパ立ては、場所をとるし、客用スリッパをあまり表に出しておきたくないので、ファイルボックスにまとめました」。

ゲタ箱のすみに置いてみたところ、ちょうどよく収まったのだそう。

いざ気合を入れて片づけ始めても、なかなか終わりが見えず、途中で放り出してしまいたくなっても焦りは禁物です。一度に完璧を求めず、少しづつ続けることが第一と、小西さんはアドバイス。

「気になるところから少しづつでも手をつけていけば、次第に片づけが楽しくなり、家全体がすっきりする頃には、片づけの自信もつくはずです」