キッチンで毎日お世話になる調味料。種類や料理をする人のクセで、保存や置き方に様々違いはあるでしょうが、利用する際には手間なくサッと使いたいものです。料理や収納のプロの皆さんに、調味料の収納に便利なグッズを紹介していただきました。使い勝手を向上すれば、料理の腕も上がるかも!?
すべての画像を見る(全6枚)必要なときの使い勝手をあげる、ワザありの調味料収納グッズ&しまい方のコツ
●よく使う調味料はイワキの調味料入れで出しっぱなし収納
よく使うしょうゆ、みりん、酒、サラダ油などをガラスの調味料入れに移し替え、トレーに並べてコンロ脇に並べて置いているのは収納カウンセラーの大森めぐみさん。「容器を統一すれば見た目もきれい。トレーを洗うだけだから掃除もラクチンです」。
※フタ付醤油差し、フタ付ソース差し、フタ付オイル差し、ふりかけボトル(すべてイワキ)
●イノマタの細長いトレーに縦に並べて見渡し収納
移し替えた残りやときどきしか使わない調味料は、トレーに縦に並べて戸棚へ。一度に引き出せるから便利です。「手前から背の順に並べると、ひと目で全部見渡せます」(大森さん)。
※キッチントレーワイド ホワイト(約34.8×12×高さ5cm)、キッチントレースリム ホワイト(約34.8×8×高さ5cm)(ともにイノマタ化学)
●タケヤのビンからボトルに移し替えてストック管理
「料理酒やみりんは900ml入りを買うので、まず900ml入る密閉ビンに移し替えてストックします」(美ハウスプランナーの中村美香さん)。そこから調味料容器に300mlずつ移し替えて、日常使いに。「1/3ずつ移すので、効率よくストック管理。ビンがからになったら次を買います」。
※右/液体密封びん 1.0リットル(約直径10.8×高さ15.6㎝)(タケヤ化学工業)、左/さじかげんMクリアホワイト(360ml、約直径6.2×高さ19.6㎝)(台和)
●野田琺瑯のほうろう容器で数種類のみそをコンパクトに保存
1つのほうろう容器に、白みそ、赤みそ、合わせみそなど数種類を入れてコンパクトに保存。「昆布で仕切れば、鍋などに入れて食べられるのでおすすめです」(料理研究家の濱田美里さん)。
※レクタングル深型 シール蓋付M(約18.3×12.5×高さ6.2㎝)(野田琺瑯)
●東急ハンズのノンスリップネットで小さいスパイスも安定
「引き出しの出し入れの際、スパイスの小ビンは倒れやすいので、滑り止めのシートを敷いて引き出しに入れると使いやすいですよ」(料理研究家の濱田美里さん)。キャップにラベルをはって、上から見たときに話やりやすく。
※ノンスリップネット(約30×30cm)¥264(東急ハンズ新宿店)
【収納カウンセラー:大森めぐみさん】
「オリーヴの木.収納相談室」主宰。収納カウンセラー飯田久恵氏に師事後、独立する。インテリアコーディネーター、2級建築士。夫と長男(12歳)、二男(10歳)の4人家族
【美ハウスプランナー:中村美香さん】
ハウスキーピングサロン「Dolche Tempo」主宰。美しいインテリアを維持するのに欠かせない効率的な家事と整理収納を提案。夫と長女(13歳)、長男(9歳)の4人家族
【料理研究家:濱田美里さん】
さまざまな調理器具を使いこなし、簡単につくれるレシピに定評がある。著書に『
シリコンスチーム型つきパンレシピBOOK』(扶桑社刊)など。都内で料理教室主宰
注意:サイズは編集部調べです。また、時期などによって商品が販売されていないこともあります