さまざまな事情から人の手を離れて保護施設に引き取られた「保護犬」が、テレビや雑誌で特集を組まれるなど、関心を集めています。イラストレーターの岩沢さんと会社員のオットも、およそ3年前に柴犬系の雑種犬ふうちゃんを家族として迎えました。人に慣れるのに時間がかかったというふうちゃん。家に来たばかりの頃と気を許した今、呼びかけへの反応にも違いが出てきたといいます。

マンガ
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ふうちゃんてば、ちょっと鈍い?唯一敏感に反応するのは…

ふうちゃんは、「散歩」や「おやつ」という単語はわかるみたいで、しっぽを振って喜びます。上のマンガのとおり、ちょっと鈍いのですが…(笑)。

でも「ふうちゃん」って名前は、呼ぶとすぐにくるりと振り向いて、こちらに来てくれます。かわいいです。

家に来てすぐの頃は、名前を呼んでも無反応でしたが、そのうち、呼んだらこっちを向いてくれるようになりました。自分のことを呼んでるってわかってくれたんだと思うと、ものすごくうれしかったです。

ふうちゃんはうちに来る前、どこに住んで、なんて呼ばれていたんだろう? 自分の都合と関係なく、住む場所が変わっても、呼び名が変わっても、淡々と生きている(ように見える)ふうちゃんを見ていると、人間よりずっと大きな生き物だなあと思えてきます。犬はすごいです。

ふうちゃん

東京でも雪が積もった今年(2018年)。ものともせずに散歩するふうちゃんです。