自動車保険を毎年なんとなく惰性で更新していませんか?条件の見直しをしたり、自分に合った特約のある保険会社に変更することで、保険料が年間数万円も安くなることがあります。また、契約内容が合っていないと、万が一のときに補償が受けられないことも。そこで、FPの松山翠里さんにチェックのポイントをお聞きしました。

数万円も節約できる!?驚きの見直しのポイントがあった

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1.車を使用する人が減った!

(例)子どもが独立して、乗らなくなった
(例)子どもの送り迎えがなくなり、配偶者が乗らなくなった

⇒運転者の限定条件や年齢条件を変更したり、子ども特約を外す

 一般的に、「限定なし>家族のみ>本人・配偶者のみ>本人のみ」の順に保険料が安くなります。さらに、年齢条件は若年者を外すことで安くなることが多いです。

2.車の使用目的が変わった!

(例)職場や保育園の場所が変わり、通勤に車を使用しなくなった

⇒使用目的の条件を変える

 一般的に、「業務>通勤・通学>日常・レジャー」の順に保険料が安くなります。

3.ゴールド免許になった!

(例)5年間無事故無違反で、免許の更新時にゴールド免許になった、またはなる予定

⇒ゴールド免許であることを、新規契約・更新時に自らきちんと告知する

 一般的に、記名被保険者(主に使用する人)がゴールド免許だと、保険料が安くなります。

4.新しく車を買った!

(例)新車購入、2台目購入

⇒「新車割引」のつけ忘れがないように

 一般的に、登録から25か月以内が対象の場合が多いです。

⇒「セカンドカー」割引を使う

 1台目と同じ会社で入らなくても、セカンドカー割引を使える場合があります。

5.車に乗る時間が減った!

(例)子どもが大きくなり、送り迎えがなくなり、車ではなく、自転車の使用が増えた

⇒年間走行距離が短いほど、保険料が安くなる保険があるので検討しましょう。

<まとめ>

 いかがでしたか?現在の自動車保険の保険証券や車検証を用意して、一括見積もりサイトなどで自動車保険料を比較してみるのも大切です。ダイレクト保険も視野に入れてみるのもいいでしょう。代理店経由の加入と違って、契約者が直接保険会社に申し込むことで安くなります。一般的にネット上での申し込みが一番安くなるので、不明点は電話確認し、そのあとネットで申し込むのがオススメです。とくに、事故対応時のサポートはしっかり確認してください。

 どの保険を選ぶ場合もそうですが、自分の条件や希望に合ったサービス(独自プランや特約)がある保険を選ぶのがトクするポイント。なぜなら、各保険会社によって、取り込みたいターゲット層が違うので、優遇される条件も一律ではないからです。自動車保険の見直しでは、年間数万円の節約も決して夢ではないですよ!