袖口などにうっかりボールペンのインクをつけてしまい、がっかり…なんて経験はありませんか?そんなときでも大丈夫!家で洗える衣類なら、落とせる方法があるんです。「シミ抜きの神様」と呼ばれ、全国から依頼が殺到しているというクリーニング店「
クリーンショップヨコクラ」の店主・横倉靖幸さんに、とっておきのワザを教わりました!
すべての画像を見る(全7枚)全国から依頼が殺到中の人気クリーニング店の秘術を公開!
ボールペンのシミには、手の消毒に使う「アルコールジェル」で落とします。水性、油性問わず、落とすことができ、蛍光ペンもOK!アルコール成分で油分を浮き上がらせつつ、粘度のあるジェルがインクの成分に密着して落としてくれます。水彩絵の具、靴クリーム、朱肉などにも効果的です。
さっそく落とし方をご紹介します。
1 シミがついた生地の下にタオルを敷く
ボールペンのシミなどがついた生地は、シミがついた面を下にして、その下にタオルを置きます
2 アルコールジェルをたっぷりつける
シミのついた生地の裏側からアルコールジェルをたっぷりつけます
3 タオルをずらしながら歯ブラシで押しつける
ジェルがタオルまで浸透するように、歯ブラシで押しつけます。タオルにインクが移ったら位置をずらし、色移りがなくなるまで繰り返します
4 水でよくすすぐ
水の中にシミ抜きした部分を浸し、泳がせるようにして揺らしてよくすすぎます。その後、洗濯機か手洗いで普段どおりに洗います
洗濯機で洗っても落ちなかったシミが、まったく跡がわからないほどきれいに!
ESSE12月号のとじ込み付録「『魔法水』で簡単!シミ抜きBOOK」では、しょうゆやソースなどの食べ物のシミ、化粧品などのシミ、黄ばみや泥などのシミの落とし方も詳しくご紹介しています。諦めていたシミにぜひ試してみてください。