幸栄です。パン教室「toiro(トイロ)」を主宰しています。初めてパンを焼いたのは、長女の出産から1か月後のこと。あの日から試行錯誤を重ね、今は卵とバターを使わないパンのレシピをつくっています。パンを焼きながら、2人の娘の母としても、楽しみや大変さをたくさん感じる日々。毎日のなかで見つける、ささやかな幸せや楽しみをつづっていこうと思います。
はじめてのみたらし団子づくり
先日、37回目のお誕生日を迎えたわたくし。長女のはなさんがお誕生日プレゼントにとつくってくれたものは、たくさんのみたらし団子。小学校の家庭科クラブで教わってきたのだそう。
とってもおいしかった!でも、ちょっとお団子ひと粒が大きかったので、1串食べるとかなり満腹(笑)。
「次もっと上達するために言うね~。もう少し小さくするといいかもよ?ほら、売っているお団子を想像してみて~」と言うと、「あーっなるほど!」と素直に受けとめるはなさん。うん、そういうところ私に似ていないね。私はすぐに腹を立てていたから。笑
そしてはなさん、教訓を活かして早速リベンジ。
「つくるの楽しい~」と笑顔。「うんいいね、でも洗いものもやってくださいね(笑)」と私。
前よりも小さく小さく…
わー!たくさんできました。それに前よりも持ちやすいし食べやすい!こうやって日々上手になってゆくのでしょうね。
団子づくりの水加減は、手と指で!
ちなみにお団子の粉の水加減って難しいですよね。計量カップなどを使って足すと、結構多く入って、べたべたになってしまった…なんてこともありますので、指先や手のひらを軽く濡らしてこねるといいですよ。
ほんのちょっとずつお水が増えていくので、ちょうどよい加減を見つけやすいのです。ぜひお試しを。
●団子もいいけど、大福もね
お団子ではなく、お大福のお話になってしまいますが。
先日、原宿の「瑞穂」の豆大福にやっと巡り合えました!!!いつも行くとタイミング悪く売り切れで…(そういう引きは強いわたくし)。最中は割と買えますが、豆大福はなかなか。出合えたらラッキーかも!瑞穂の豆大福は、豆のあんばいがたまりません。ぜひ味わってみてくださいね。
【幸栄(ゆきえ)】
1979年広島県生まれ。「はな」と「ひな」2人の娘をもつ。モデルとして活躍したのち、長女の出産を機にパンづくりに出合う。ベッカライダブルハウスにて、製造補助をしながらパンについて学び、 2010年から卵とバターを使わないパン教室、
toiroを始める。 著書に『
「ちょっとのイースト」で作る ベーグルとピザの本 (生活シリーズ)』(主婦と生活社刊)、『
パウンド型で焼けるおいしい食パン』(家の光協会刊)、『
あかちゃん、こども、おとなのパン―はじめてのパンづくり』(アノニマスタジオ刊)などがある。