重曹を使ったナチュラル掃除。はたして、市販の洗剤に比べて効果は?本当にしっかり汚れが落ちるの?こうした疑問を解消すべく、FCG総研の監修のもと、実験をしてみました。お題は台所の油汚れ。コンロ回りにこびりついた汚れは、べトベトして、掃除がとても面倒ですよね。手ごわい相手に対して、重曹と市販の洗剤はどんな健闘を見せてくれるのでしょう?

実験:台所の油汚れを手軽に落とすには、重曹or市販の洗剤?

(1)住宅用合成洗剤で湿布する

住宅用合成洗剤で湿布する
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汚れた部分にペーパータオルを当て、油汚れに強い住宅用合成洗剤を吹きかけます。上からラップをかけて湿布し、約30分おいてみます

(2)重曹ペーストで磨く

重曹ペーストで磨く

重曹2に対し、水1の割合で混ぜてペースト状にしたものをつくります。これをスポンジに適量つけて、汚れた部分を磨きます

<BEFORE>

BEFORE
BEFORE

実験をする前の、ガンコな油汚れがこびりついたガスコンロの状態。コンロを2つに区切り、それぞれの方法で汚れの落ち具合を比較しました

<AFTER>

AFTER
左から:重曹ペースト、住宅用合成洗剤湿布

左から:重曹ペースト、住宅用合成洗剤湿布

結果:洗剤の湿布は手が汚れない点が◎。両方負けず劣らず汚れがしっかり落ちる!

洗剤の湿布は手が汚れない点が◎
湿布は手を汚さない!

 住宅用合成洗剤湿布は、湿布に汚れが移るので、ラップごと取り除いて清めぶきすればきれいになりました。弱アルカリ性の重曹ペーストは、磨くのに多少力がいりますが、洗剤湿布同様汚れがしっかり落ちました。ということで、勝負は引き分けに!