シンプルでありながら、火の入り方のちょっとした違いで、まったく異なる舌触りが楽しめるゆで卵。意外に奥が深いんです!今回は、半熟卵と温泉卵のつくり方をご紹介。気温や水温に左右されることなく、だれでもできちゃいます。お弁当に、また、カレーやラーメンに添えれば、ごちそう感もアップ!
すべての画像を見る(全4枚)黄身が半熟とろ~りのゆで卵をつくる方法
・お湯からゆでると黄身のかたさを自在にコントロールできる
まずは、黄身が半熟とろ~りのゆで卵のつくりかたから。始めに、卵のヒビをチェックし、卵を常温に戻しておきます。次に沸騰したお湯に投入。卵のサイズにもよりますが、目安の時間はお湯から7分。ゆで上がったら、すぐ冷水に取りましょう!ポイントは、熱湯に卵を入れること。温度が一定ではない水道水と異なり、お湯を使う方が、ゆで時間が正確に計ることができるのです。
MEMO:
鍋への投入時には、網じゃくしなどで、そっと鍋底に置き、煮立たせないようにするのがヒビ割れ防止のコツです
ゆで卵をつるりと簡単きれいにむくテクニック
・おしりに押しピンで穴をあけ、ゆでたらすぐ冷水で冷やす
卵のおしりにピンで穴をあける、という裏ワザを使います。穴をあけることで、中の薄皮と白身がくっつきにくく、するっときれいにむきやすく。ゆで上がったらすぐ冷水に取りましょう。また穴をあけておくと、ゆでている最中に割れる失敗も少なくなります。ただし、卵の鮮度がよすぎると失敗してしまうことも。買ったばかりの卵は避けましょう!
MEMO:
ゆでたあとは、ためた水の中か、流水に当てながらむくと、よりいっそうきれいに、むきやすくなります
温泉卵を簡単につくる方法
・濡らしたペーパータオルで卵を包み沸騰したお湯に入れて火を止める
鍋に卵がしっかりかぶる量の水を沸騰させ、水を濡らしたペーパータオルで包んだ卵を投入します。火を止めて30~40分放置。65~70℃で30分加熱という条件がうまく満たされていれば、できあがり!ペーパーを使うことで熱がマイルドに伝わり、トロリと仕上がります。