いつの間にかものが増えがちな、洗面室回りの日用品。身だしなみを整える場所なので、すっきりと整理しておきたいですよね。「もともとは整理が苦手だった」というスタイリストの折原陽子さん。工夫をすることでものが増えることがなくなり、片づく洗面室になったと言います。ものを増やさない習慣について教えてもらいました。
使い回したり、適正量を決めたりして、増やさない習慣を
●1度の入浴で家族がバスタオルを使い回せば、少ない枚数ですむ
すべての画像を見る(全3枚)バスタオルは、浴室のドア脇のオープンな棚の上にスタンバイ。上から1枚取って使ったらタオルかけにかけておき、次の人も同じものを使うということを習慣化。「ひとり1枚ずつだと、洗濯が大変だし、枚数も必要に。きれいな体をふくので、気にせず家族で使い回しています」
●コスメはポーチに収まるよう厳選
ナチュラルメイクが基本の折原さん。使うメイク用品は、小さなポーチに収まる量に厳選しています。「ポーチに入る分だけが自分の適正量だ、という習慣にしてしまいました。口紅はきちんとメイクしたいときしか使わないので、鮮やかな赤1本に。あとは、下地とファンデーション、パウダー、ビューラー、マスカラ、眉ペンシルだけです」
●ごちゃつくヘアケアのアイテムは木箱にまとめる習慣に
お年頃の娘2人がいるので、朝の洗面所はどうしてもにぎやかに。「ドライヤーやブラシ、整髪料など、ごちゃつくものは木箱にまとめ、棚に入れています」。箱ごと洗面台に出して使い、終わったらササッとまとめて戻せば、洗面シンクの周りはいつもすっきりと見えます
【折原陽子さん】
スタイリスト、雑貨店「yuzuri」(現在お休み中)オーナー(39歳)。夫(44歳)、長女(16歳)、二女(14歳)の4人と愛猫2匹とともに埼玉県に暮らす。ナチュラルな感性を生かした、暮らしに優しく寄り添うもの選びに定評あり