雑誌に書籍、資料用の書類…。気をゆるめていると、部屋は紙ものに占領されてしまいがち。ストレスなく心地よい住まいづくりのために「ものを増やさない工夫」をしているというスタイリストの折原陽子さん。振り回されないコツは、紙ものを目に見える範囲にとどめることだと言います。お宅で実践している紙もの片づけ方、処分の目安などについて、お話を伺いました。
すべての画像を見る(全4枚)紙ものは目に見える範囲(=見える化)にとどめる
●雑誌は棚に積み上げ処分の目安をわかりやすく
引き出しの下のオープンな棚には、雑誌を重ね置き。「いっぱいになってきたらどんどん間引いて減らします。雑誌はたまりやすいので、しまい込まずに、こうしてオープンにしておくと、処分もしやすいです」。
●仕事の資料や学校のプリントはカゴにざっくりと収納
キャビネットの下には大きなカゴを入れ、仕事の資料や学校のプリントなどを投入。「ファイリングは面倒なので(笑)、入れては不要なものを抜き取る、このざっくり収納が私向きかなと思っています」。
●単行本や文庫本の総量は定位置に入るまで、と決める
お気に入りの本をしまうための定位置を用意。「普段は読み終わるとすぐ古本屋さんに出してしまい、ここは厳選したものだけ置くことにしています」。文庫本のカバーは外してすっきりとさせ、大きさごとにラフに積み上げるのが折原さん流。
【折原陽子さん】
スタイリスト、雑貨店「yuzuri」(現在お休み中)オーナー(39歳)。夫(44歳)、長女(16歳)、二女(14歳)の4人と愛猫2匹とともに埼玉県に暮らす。ナチュラルな感性を生かした、暮らしに優しく寄り添うもの選びに定評あり