もうすぐ敬老の日。家族連れで帰省をする人も多いはず。「お祝いを渡そう」ととりあえず考えてしまいがちですが、その分のお金を有効に使って、家族みんなが心から楽しめるちょっとしたイベントをしてみませんか?ファイナンシャルプランナーの福島佳奈美さんに、アイデアを伺いました。
ものよりも思い出!老若男女みんなで出かけよう
お金をかけたギフトより、自分の孫たちが会いに来てくれること自体がうれしいと考えるお年寄りが多いのも事実。「集まったみんなで敬老の日を祝うのにぴったりの、お出かけプランをご紹介しましょう」。
●敬老の日に入場が無料&割引のスポットに足を運ぶ!
「敬老の日を記念して、いくつものテーマパークや美術館などのスポットが、60~65歳以上の方や同伴者の入場料を無料、または割引にしてくれます。年齢確認ができるものを忘れずにお持ちくださいね。幅広い世代で楽しめる場所も多いですよ」。
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鴨川シーワールド(千葉県)2016/9/17と9/19
千葉県在住の65歳以上の方は入園無料、千葉県外に在住で65歳以上の方は入園料50%割引(通常2,800円)
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横浜ランドマークタワー(神奈川県)2016/9/17~9/19
65歳以上の方は、69階展望フロアスカイガーデンの入場無料
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江戸東京博物館(東京都)2016/9/19
65歳以上の方は、常設展示観覧料無料
●“そもそも無料”の場所に出かける!
・公園でピクニックをする
「入場料無料の少し大きめの公園を訪れて、秋の草花や木々を観察しながら、散策するのもいいでしょう。ピクニック気分で、お弁当を持参すれば、秋らしい過ごし方ができますよ」。
・無料の工場見学へ行く
「全国には、工場見学が無料でできるところが数多くあります。たとえば飲食系の工場なら、無料で味見ができるところも。子ども連れでも楽しみがあっていいですよ」。工場見学に関する情報がまとまっているサイトもあるので、チェックしてみては。
手料理を楽しんでもらう!
子どもと大人が協力して、お年寄りのために料理をするのもあり。「スーパーの安売りや、冷蔵庫の中の残り物を活用してつくれば、費用を抑えながら、おいしい心のこもった料理を食べてもらうことができます。お好み焼きやバーベキューをするのもいい思い出になりそうですね」。
思い出をまとめてフォトブックをプレゼント
「楽しい時間を一緒に過ごした後は、思い出をフォトブックにしてプレゼントすれば、いっそう喜ばれます。お年寄りはデジタルよりアナログが好きですし、手に取ればいつでも思い出がよみがえります。この時期、割引サービスを実施しているところも。注文はネットから手軽にできます」。
●サービスをしている会社の例:
・カメラのキタムラ:
フォトブック・しまうまプリント:
フォトブックぜひこれらのおトクな方法で、敬老の日は、おじいちゃん、おばあちゃんを心のこもったお祝いで喜ばせながら、子どもも大人も一緒に楽しむ休日にしましょう。