インテリアに統一感が出るのも、散漫な印象になるのも、色使い次第。ベースカラーとなる床や壁の色はちょっといじれない…となれば、ポイントカラーやその組み合わせ方でセンスある空間にしたいですよね。北欧雑貨店を営むおさだゆかりさんに、ご自宅で実践しているアイデアを紹介していただきました。
ファブリックや小物の色使いで、部屋の雰囲気は十分変わります!
●反対色や補色を組み合わせて目を引かせる
すべての画像を見る(全6枚)ブランケットだって、インテリアの印象を決めるりっぱなアイテム!「ブランケットは、手軽なカラーポイントになるので、色違いで何枚かそろえてみましょう」。おさださんのお宅では青いソファに、反対色となる黄色のブランケットを置いています。お互いの色を引き立たせる組み合わせを選ぶことで、目を引きます。
●面積の大きいテーブルクロスの色が変われば雰囲気も一変
面積の大きいテーブルクロス。1枚でも存在感十分で、部屋の空気を手軽にチェンジするのに便利なアイテムです。「鮮明な色で大柄なものがおすすめ。テーブルクロスでなくても、好きな布をかければOK」
●無機質な家電には、色アイテムを
「冷蔵庫などの家電には、色みのかわいい布ものをプラスすると温かみが漂いますよ」。いくつもつけるのではなく、インパクトのあるものをひとつだけ、が効果的な見せ方
●カラーをさりげなくリンクさせてみる
壁のペーパーと、テーブルに積んだ本の背表紙のイエローをリンク。「いかにもではなく、さりげなさが大切です」。大きいものと小さいものを組み合わせて、より自然な雰囲気に
●色をそろえると、手軽に統一感が出せる
ごちゃつき感が出るので、小さなスペースにアイテムを並べるなら色をそろえましょう。「同じ色が並んでいるだけで、そこに意図が感じられるので、『インテリアに気を使っている』という印象になります」
●棚の中もカラフルなら、あけるたびに楽しく
カラフルな箱を使って棚の中を整理。楽しいだけでなく、小さなものもまとめられて管理がラク。「最近は雑貨屋さんでかわいい箱を売っているので活用して」
いかがでしたか?部屋の中にビビッドな色を少しだけ加えると、室内がパッと明るくなる効果もあります。色は使いすぎずに、単独使いがおすすめですよ。
【北欧雑貨店オーナー:おさだゆかりさん】
雑貨ブランドでバイヤーを経験したのち、2005年にオンラインショップと予約制の店舗『SPOONFUL』を運営。
http://www.spoon-ful.jp/