家をリフォームしようとすると、意外とお金がかかります。わが家も洗面所に収納棚をつくりたかったのですが、工務店の方から数万円かかると言われたので、それなら、と自分たちでつくることにしました。
すべての画像を見る(全6枚)これがリフォーム前の洗面所。収納が少なくて、ものの置き場がありません。ここを自分たち好みにリフォーム!さらに、ダイソー&ニトリグッズを使って、すっきりとした感じにまとめました。この経験から得た、収納棚の簡単DIYのちょっとしたコツをお伝えしますね。
家の状況に合わせて収納棚をつくる
●まず、設置したい壁の強度を確認します
棚をつけるためには棚を支える柱が必要です。いわゆる棚柱(ダボレール)を壁に直接設置する方法では、設置場所を間違えると壁ごと抜け落ちてしまうことも。設置したい壁の強度は必ずチェックしてから取りつけましょう。今回は、ちょっと心配だったので、壁紙をはってもらうときに工務店の方にお願いして棚柱だけつけてもらいました。
ちなみに工務店の方によると、賃貸などで壁に傷をつけられない場合は、「ディアウォール」という商品がよいそうです。これは2本の木材の両端に取りつけ、天井と床の間を突っぱり棒のように固定して支柱をつくる方法。手軽にできて便利そうですね。
●ヤスリがけはしっかりと!
棚板にペンキを塗る前に、目の粗い紙ヤスリでヤスリがけをし、さらに目の細かい紙ヤスリの順でしっかり研磨しておきます。仕上がりをよくするためには、丁寧に木の粉をふき取り、水性ニスを2度ほど塗って完成させます。 ちなみに、ヤスリがけで出る木の粉はシロアリの大好物なので、きちんと掃除をした方がいいそうです。
ダイソーのボックス収納とニトリのバスケット収納を使い分け
見えると生活感の出てしまうものは、布でできた収納グッズを使って隠して収納。そこで便利なのが、ダイソーの「STORAGE BOX (L)」という300円の布ボックス。大きさはボックステッシュが15個ぴったり入るサイズ(W38×D26×H23㎝)で、内側はビニールコーティングされているので、洗濯グッズやストック洗剤など水回りのものを入れるのにもおすすめです。箱形タイプの収納と違い、少しずらしただけで中身が取れるので、高い場所に置いても、使いやすいのもうれしいところ。ちなみにこのダイソー商品には400円のビッグサイズ(W45×D30×H25㎝)と200円のMサイズ(W28×D20×H16㎝)もあり、用途に合わせて使えるのもありがたいです。
頻繁に使うフェイスタオルは、くるくると丸めて棒状にしてからニトリのワイヤバスケット(648円)に。棒状にすることで取り出しやすくなるし、外から見ても中身がすっきり見えます。残量確認もしやすいですよ。
でき上がった棚の状態が上の写真!手づくりの棚でも、コスパのいいアイテムを組みわせることで使いやすく、見た目のいいものが完成します。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!