エアコンが苦手という人にはありがたい扇風機。この猛暑に大活躍していますが、あと1か月ほどで一旦はお役目終了します。だからといって、シーズン終了とともに押入れに直行、なんていうのは考えもの。気づいてましたか?ひと夏使い続けた扇風機を見ると、じつはホコリがびっしり!来季に安全に利用したいのなら、きちんとお手入れしてからしまうことが大切です。そのまま使い続けると、家族がホコリを浴び続けることに。さらには、羽根から入り込んだホコリがモーターを傷めることも…。
家電のお掃除テクを紹介している
にも登場する、お掃除ブロガーの東いづみさんに、扇風機のメンテナンスについて聞いてみました。
必要なのはハンディーモップ、ぞうきん、スポンジだけ
「扇風機は、ガード部分の編み目や羽根にびっしりホコリがたまりがち。外せる部分は外し、水洗いするとすっきりしますよ」。
1.ホコリを落としながら分解する
すべての画像を見る(全4枚)電源を抜き、ハンディーモップなどで表面のホコリを落としながら、ガード部分や羽根などのパーツを外します。「ホコリがひどければ、新聞紙などを敷いて行いましょう」。
2.パーツを水ぶきする
外したパーツは、かたく絞ったぞうきんで水ぶき。「パーツを外せない部分も同様に水ぶきして全体の汚れを落とし、最後にからぶきします」。
3.パーツを水洗いする
パーツの汚れが水ぶきで落ちないときは、水洗いを。「キッチンなどに置いて油汚れがついている場合は、キッチン用中性洗剤を使うのがおすすめです」。
4.ゴミ袋をかけてしまう
「パーツはよく乾かしてから本体に取りつけましょう」。そのまましまう場合は、ホコリよけにゴミ袋をかけておくと◎。
パーツが取り外せる扇風機は、掃除がしやすい家電のひとつ。ただ、「家電は、基本的に水を嫌うので、機械部分は直接濡らさないように注意が必要です」。ホコリがたまっていると、性能も発揮しきれなくなるので、来年に備えてきれいにしてみてください!