エアコンが苦手という人にはありがたい扇風機。この猛暑に大活躍していますが、あと1か月ほどで一旦はお役目終了します。だからといって、シーズン終了とともに押入れに直行、なんていうのは考えもの。気づいてましたか?ひと夏使い続けた扇風機を見ると、じつはホコリがびっしり!来季に安全に利用したいのなら、きちんとお手入れしてからしまうことが大切です。そのまま使い続けると、家族がホコリを浴び続けることに。さらには、羽根から入り込んだホコリがモーターを傷めることも…。

 家電のお掃除テクを紹介している

ESSE9月号「簡単テクで家電の汚れをすっきり」

にも登場する、お掃除ブロガーの東いづみさんに、扇風機のメンテナンスについて聞いてみました。

必要なのはハンディーモップ、ぞうきん、スポンジだけ

「扇風機は、ガード部分の編み目や羽根にびっしりホコリがたまりがち。外せる部分は外し、水洗いするとすっきりしますよ」。

1.ホコリを落としながら分解する

ホコリを落としながら分解する
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 電源を抜き、ハンディーモップなどで表面のホコリを落としながら、ガード部分や羽根などのパーツを外します。「ホコリがひどければ、新聞紙などを敷いて行いましょう」。

2.パーツを水ぶきする

パーツを水ぶきする

 外したパーツは、かたく絞ったぞうきんで水ぶき。「パーツを外せない部分も同様に水ぶきして全体の汚れを落とし、最後にからぶきします」。

3.パーツを水洗いする

パーツを水洗いする

 パーツの汚れが水ぶきで落ちないときは、水洗いを。「キッチンなどに置いて油汚れがついている場合は、キッチン用中性洗剤を使うのがおすすめです」。

4.ゴミ袋をかけてしまう

ゴミ袋をかけてしまう

「パーツはよく乾かしてから本体に取りつけましょう」。そのまましまう場合は、ホコリよけにゴミ袋をかけておくと◎。

 パーツが取り外せる扇風機は、掃除がしやすい家電のひとつ。ただ、「家電は、基本的に水を嫌うので、機械部分は直接濡らさないように注意が必要です」。ホコリがたまっていると、性能も発揮しきれなくなるので、来年に備えてきれいにしてみてください!