「おうちを簡単にセンスアップしたいなら、まずはインテリアコーナーより、キッチンアイテムコーナーをチェック!」。そう語るのは、100円グッズリメイクで人気の瀧本真奈美さん。じつは保存容器やコップ、ふるいなどのアイテムは、キッチンに限らず、さまざまなところで収納&インテリアグッズとして役立つと言います。
「サイズが大きすぎず、数もそろえやすくて取り入れやすい。もしうまく合わなくても、キッチンで使えばいいから、試してみやすいんです」。さっそく、自宅で実践しているキッチンアイテム使いを教えていただきました。
意外なものがおしゃれ収納アイテムに大変身!
●ディッシュスタンドはフックに!
食器を立てて収納するのに活躍するディッシュスタンド。瀧本さんは木製のディッシュスタンドを横向きにして壁につけ、フック代わりに活用しています!「何個もフックをつけるよりも簡単。私は穴のあいたカップをつるして小物入れにしています。カギやリップ、アクセサリーなどを入れておけば、出かける前の準備もラクチン」。
すべての画像を見る(全6枚)●ふるいはフラワーベースやスポンジ入れに
「ステンレス素材で見た目もかっこいいふるいは、わが家のいろんなところに置いています」と瀧本さん。底が網状なのを生かし、洗面台の掃除用スポンジ入れに。水きれ抜群です!
別の場所ではドライフラワーを挿す花器として活用。金属の質感が加わることで、甘くなりすぎず、クールな印象に。
ちょっと脱線しますが、もしもかわいい雰囲気にしたいなら、ガラス素材でサイズも小さいミルクピッチャーとドライフラワーの組み合わせもアリです!
●コップはグリーンの鉢カバー代わりに
シンプルな鉢カバーが見つからない!という人も多いのでは?そんなときはステンレスのコップを使うのが、瀧本さん流。「試しにグリーンを入れてみたら、ジャストサイズだったんです。それ以来、私の鉢カバーはコップです(笑)。多肉植物を入れた場合は、男前になって、また違ったおしゃれが楽しめます」。
●ごちゃごちゃしたオモチャは保存容器に!
100円とは思えない、白いほうろうの保存容器を、遊びに来るお孫さんのオモチャ入れに!形がバラバラなブロックや風船を同じ容器に入れれば統一感が出て、ごちゃつき防止に。「フタの開け閉めに力がいらないので、小さな子どもも片づけやすいんです。お財布を気にせず気軽にそろえられるのもうれしい!」
見方を変えれば使い方が広がる100円のキッチンアイテム。ぜひ100円ショップに行く際は、キッチンアイテムコーナーに直行を!
【お家を見せてくれた人:瀧本真奈美さん】
100円グッズやDIYが得意で、ブログ「
ルームスタイリスト瀧本真奈美のナチュラルアンティークRoom」にて情報を発信中。著書に『
lovelyzakkaの100円グッズでかわいい収納アイデア』(扶桑社刊)ほか