「大きな家具を買いそろえるお金はないし、インテリアの雰囲気をガラッと変えるのは無理」と諦めていませんか? じつはちょっとした収納グッズを、質感や風合いのあるものにしたり、グリーンをうまく取り入れるだけで、ぐっとこなれた雰囲気にすることができるんです。

玄関
ナチュラルな色味のオイルペーパー袋が大活躍。
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「オイルペーパー袋」で部屋がおしゃれに、高見え!

ESSE読者のHさん(37歳・愛知県)は、子どものものや趣味のアイテムなど、置き場所に困ったものの収納に「袋」を使ってみたところ、すっきり収まることに気づいたそう。

「袋ならとりあえず入れるだけで片づいて見えるし、壁にかけたり、狭いすき間に置いたりと収納場所も自由に決められるから便利なんです」

便利なだけでなく、風合いやデザイン、素材など、袋ごとの特長を生かして使い分けることで、インテリアとしても十分通用するのもうれしいところ。

ここでは、ヴィンテージ風で高見えする、オイルペーパーを使ったインテリアのアイデアを見せてもらいました。

●人別に袋を分けて外出がスムーズに

人別に袋を分けて外出がスムーズに

玄関にある棚に、お出かけグッズや防災用品をまとめています。ハンカチは家族別に分け、カゴと重ねたオイルペーパー袋に収納。

「人別に分けてタグをはりました。子どもたちも迷わず自分のものを出して、お出かけの支度ができます」

タグは目印となるだけでなく、インテリアのアクセントにも。

●かさばる防災頭巾は袋に入れて隠す

かさばる防災頭巾は袋に入れて隠す

玄関の棚には家族全員の防災頭巾も収納しています。

「もしものときはすぐに取り出せるよう、玄関に。ハンカチ入れと同じオイルペーパーの袋に入れれば、目隠しになり、見た目もすっきり」

●プチDIYで紙袋が引き出しにチェンジ

チDIYで紙袋が引き出しにチェンジ

オイルペーパー袋の一面に板をはって補強し、取っ手をつけて引き出しのように活用。

「木の玄関棚との相性もばっちり。子どもの手袋やタオルなどお出かけグッズを入れています」

●袋を使ったグリーン使い

ナチュラルなインテリアには、グリーンも欠かせません。つるしたり、ラフに見せたりと、袋と組み合わせるとグリーンの飾り方にもバリエーションが生まれます。
素材にもこだわったテクニックを教えてもらいました。

袋を使ったグリーン使い

鉢にオイルペーパー袋をかぶせて洗濯バサミで留めるだけの簡単アレンジ。ラフな演出がさりげなくおしゃれです。

そのまま水やりもOK

プラスチック製の袋に入れて置けば、そのまま水やりもOK。黒を選んで、少しクールな印象に。

持ち手つき袋

持ち手つきの袋に鉢ごと入れれば、そのままつるせて便利! 場所を変えるのもラクです。