整え方アドバイザーとして、暮らしの上手な回し方を教える阪口ゆうこさん。自他ともに認める、ズボラ&家事嫌いながら、仕事・家事・育児をムリなく両立させています。今回は、夏休み目前! たまりにたまる子どもたちが学校で描いた作品の上手な管理方法について。
夏休み、いよいよアレがやってくる
すべての画像を見る(全2枚)学期末にどーん! 時間差で親の手に届く、子ども画伯の傑作のやりどころに困っちゃいませんか?
かわいいわが子の作品ですから、手放しで喜んで楽しみたいところですが、数多すぎ!! みたいな。見たあと、どうしたらええの!? みたいな。困ってらっしゃる方も多いはず。
わが家では「画廊システム」を取り入れてから、ずいぶんラクになりました。夏休みも目前。ぜひ参考にしてみてください。
作品はやっぱり飾りたい
そもそも子ども達の作品は、彼らなりの芸術。年々上手になっていき、複雑になったり、味が出たり、子どもの成長を知るためのツールでもあると思います。
では、どう扱うのがふさわしいのか。そういう話になっちゃうとここで価値観がぶつかります。
「ぜーんぶ捨てちゃう!」なんて、サッパリベイベーな方もごくたまにいますが、「一所懸命につくった作品を捨てるのは抵抗がある」「また見直すかもしれないから置いておく」。そんな人が大半なのでは。
やはり子どもの作品という思い出は大切なのです。では、さっぱりすっぱり手放せないなら、この際、豪快かつ大胆に飾っちゃうのはいかがですか?
ピンポイント画廊のすすめ
わが家の場合は、まず、子ども達が持って帰ってきた膨大な量の作品を品評します。いわば子ども達はアーティスト兼画商。買い手のセレブは母ざます。
品評会のなかでその作品にまつわるエピソードなんかも、もりもり聞きだします。エピソードも評価点に加えながら、そのシーズンのNo.1をチョイス。そして、わが家の「ピンポイント画廊」に、がっつりその作品を飾ります。
ほかの作品は手放しますが、そのNo.1は、展示期間中、部屋の一等地で輝き続けます。たくさんの作品を見ないでしまい込んでおくことよりも、子ども達は納得いくようです。
そりゃ、作品をきちんと取っておいて、頻繁にすべて見てあげるのが理想なんでしょう。でも、ムリです。スペース的にも、時間的にもムリです。
増え続ける作品群に頭を悩ませているあなた、こんな方法はいかがでしょう? きっと、お子様とのチョイスタイムも楽しいですよ!
【阪口ゆうこさん】
整えアドバイザー。夫、小学生の長男、長女の4人暮らし。自宅セミナーで収納や時短家事など暮らしをスムーズに回す工夫をレクチャーする。「
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