100均ショップや雑貨店で収納グッズを買ってきたものの、「置いた場所がしっくりこない」「片づけやすさがイマイチ」「使っているうちに飽きてきた」…。そんな失敗をしたことはありませんか?整理収納アドバイザーの吉松麻由さんが、必ず成功する、収納グッズ選びのポイントを5つ教えてくれました。
失敗しない!整理収納のプロが教える、必ず片づくグッズ選び5つのポイント
【ポイント1】購入前に仮置きしてシミュレーションしてみる
すべての画像を見る(全3枚)「ここに箱があると便利かもと思ったとき、収納グッズを買う前に、あき箱など手持ちのものでしばらく代用してみましょう。大きさはおおよそのものでOK。とにかく、必ずシミュレーションしてみて!」。使い勝手やサイズ、動線を確認。このときの印象を考慮しながら、100均ショップなどで収納グッズを探せば、ミスが防げます。
【ポイント2】キッチンに関しては隠す収納でグッズを選ぶ
吉松さんのキッチンでは、調理道具や調味料類などが表に出ていません。「油汚れやホコリがつきやすい場所なので、ものが出ていると掃除が大変。そこで、”見せる”ではなく”隠す”収納を基本にして、アイテム選びをしています。その分、出し入れのしやすさにはこだわりますね」。見せておしゃれにしまうのは「絶対にダメ」というわけではありませんが、収納できなかった人がいきなり挑戦するのはちょっと冒険かも?
【ポイント3】子どもにも使いやすいアイテムを見つける
子どものものは、子どもが自分で取り出しやすく、戻しやすい状態にすれば、それだけ散らかりにくくなります。「軽い布製やプラ製の収納アイテムを選びましょう。100均ショップにはこの手のものが充実しているの、探しやすいと思いますよ」。持ち手がついたものなど、子どもの視線になって、扱いやすさも要チェック!
【ポイント4】シンプルで飽きずに長く使えるものを選ぶ
100円グッズといえども、飽きずに長く使えるよう、収納アイテムはシンプルなものに。クリアや白、またはナチュラルカラーで角形が基本にチョイスしましょう。成長後別の部屋で使い回せるよう子ども用も派手な色形は避けます。
【ポイント5】おそろいにすることを意識してセレクトする
収納アイテムを統一させると、よりスッキリ感が出てきます。シリーズやサイズが豊富で、息が長く売られるものがベスト。あとで買いたしたくなったときに、入手しやすいからです。「統一感があると『きれいをキープしたい』という意識が自分の中で高まり、片づけのモチベーションも上がります」。