暮らし回りに役立つさまざまなグッズが手に入る100円ショップ。食品や生活雑貨だけでなく、インテリアにも使えるものもたくさんあります。なかには少し手を加えるだけで、商品以上の魅力が引き出され、インテリアをぐっと格上げしてくれるうれしいグッズも。
今回ESSE編集部は、100円グッズを使ったDIYが得意なインスタグラマーのasasaさんに注目。簡単に家がおしゃれになるグッズを紹介してもらいました。
100円グッズで狙うべきは、ずばり「ボックス」!
手軽に買える100円グッズは、加工しやすいものが多く、そもそも安いのでDIY初心者でも失敗を恐れる必要はありません。なかでもビギナーが狙うべきは、シンプルなボックスです。柄がいまいちで一見、使えないかなと思うものでも、形の方に注目して選べば、インテリアに使えるボックスは、たくさんあります。
しかも100円グッズのボックスは、サイズが大小そろって販売されていることが多いので、重ねたり、組み合わせたりして使うと、インテリアとしての存在感がアップ! 主役級に格上げできます。早速紹介していきましょう。
●色をつけただけで劇的変身!フタつきのラウンドギフトボックス
100円ショップのギフト用品コーナーなどにある、フタつきのラウンドギフトボックス。今回私は、フタをシャビー感のあるグレーのアクリル絵の具で、箱をアイボリーでペイント。さらに100円グッズのマステをアクセントにはってみました。
これで簡単に、アンティーク風のおしゃれボックスが完成! 棚に置いたり、「家の中で少し寂しいかな」と思うところに置いたりするだけで、家がおしゃれに変わります。
色をつけるときのポイントは二度塗りすること。柄のあるボックスの場合、一度塗っただけだと乾いたときにその柄が透けて見えることもあります。柄つきボックスを塗るときは、二度塗りが鉄則です!
●フタつきボックスのフタだけを活用すれば3段トレーに
フタのついているボックスは、フタだけを使うという手もあります。サイズ違いのボックスのフタ3つを使い、間にこちらも100円のプラスチック製シェリーグラス(食前酒などに使う小さなグラス)をはさんでボンドでとめれば、3段トレーに早変わり。
グレーにペイントすることで、元々はなんでもない紙製のフタが、重厚な雰囲気になるのがポイント。
アクセサリーやエアプランツなどのグリーンを飾ってもおしゃれです。
●使い方自由自在のコレクションボックス
時計やオモチャを飾るためのコレクションボックス(ここでは、小物を入れる小ぶりな収納のこと)。100円ショップではインテリアや手芸コーナーに置いてあります。こちらも少し手を加えるだけでインテリアを格上げするアイテムになるんです。
家に必ずある、照明などのスイッチ類。できることなら隠したい…という人も多いと思います。
コレクションボックスの底をカッターでくり抜き、両面テープで壁にはりつければ、空間になじむスイッチカバーに早変わり。フタの透明部分に、英字などのおしゃれな紙をはりつけて完成させます。
コレクションボックスの応用使いはほかにも。底の部分を、黒板塗料(黒板の表面のように仕上がる塗料)やアクリル絵の具で塗って、ちょっとした花やグリーンなどを飾ってみませんか。黒く塗ることがポイント。木目の色と相性がいいのはもちろん、収めた花やグリーンの色を際立たせる効果が! 黒があるおかげで甘くなりすぎず、引き締まった印象のインテリアになります。
●紙製収納ボックスもおしゃれにペイント!
柄のバリエーションが豊かな、100円ショップの紙製の収納ボックス。使っている人も多いのでは。でも、部屋の雰囲気に合うものを見つけるのは難しいものです。そんな場合は、やっぱりペイントしてみるのがおすすめ。
黒板塗料をペイントすれば、文字も書けておしゃれに。もし、クローゼットの天袋に箱を並べて季節外のものを収納している方がいらしたら、手前だけ塗ってみましょう。中身が一目瞭然になるので、とても便利になります。
「100円グッズで最旬インテリア」では、ボックス以外にも、asasaさんの100円グッズを使ったインテリアアイデアが満載! ぜひチェックしてみてください。